リヴァプールのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、自身の来歴を振り返っている。プレミアリーグ挑戦にはマンチェスター・Cのアルゼンチン代表FWカルロス・テベスの影響があったようだ。イギリス紙『サン』が伝えた。
2011年にリヴァプールへの移籍を決断した理由を、「僕がオランダでプレーしていた時、プレミアリーグで活躍するテベスを見たんだ。彼はとてもいいプレーをしていた。彼の成功が、僕がここに来たモチベーションの一つなんだ。テベスがあれだけできるのなら、彼と同じようにそれほど体の大きくない僕にもやれるって思ったんだ」と明かしたスアレス。
また、貧しかった少年時代を、「大変だったよ。ウルグアイでサッカー選手になろうとするほかの子どもたちもそうだけどね。シューズなしでプレーしていたことを覚えている。自分の居場所を掴むためには、犠牲にしなくちゃいけないことも多かった。だから今は、目の前に開かれているチャンスを逃したくないんだ。それが、僕がピッチ上で懸命にプレーする理由だよ」と振り返った。
さらに、パリSGやユヴェントスなどへの移籍の噂についても触れ、「僕と契約したがっていたクラブはあった。だけど、常に僕が最優先にしているのはリヴァプールに残ることだ。僕が関心を持っているのは、リヴァプールとウルグアイのサポーターだけなんだ」と、リヴァプールへの誠意を示している。