
アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督が、去就が注目されるFWロビン・ファン・ペルシーについて言及している。フランス人指揮官は、同選手の残留を改めて希望するとともに、状況に進展はないと語った。『スカイスポーツ』が報じている。
V・ペルシーは、来夏までとなっているアーセナルとの契約延長を拒否し、今夏の移籍を示唆している。2011-12シーズンのプレミアリーグ得点王を巡っては、マンチェスター・U、マンチェスター・C、そしてユヴェントスが獲得レースを繰り広げていると伝えられていたが、シティのロベルト・マンチーニ監督は撤退を宣言。V・ペルシーの移籍先は、2チームに絞られたと見られている。
V・ペルシーは、12日に行われたケルンとのプレシーズンマッチに69分から途中出場したが、ファンからはブーイングを浴びた。それでもヴェンゲルは、V・ペルシーの残留を最後まであきらめないと語っている。
「V・ペルシーについて、新しいニュースはない。ファンは彼の残留を願っている。彼らがエキサイトしてしまったのもだからこそだよ」
「ロビンは昨シーズン、30ゴールを決めた。ベストプレーヤーを引き留めたいのは当たり前のことだ」
「彼はイングランドの年間最優秀選手だ。我々は彼に残留してほしい。現時点では、言うことはもうない。これ以上、私の知っていることはないからだ」