プレシーズンツアーを行っているマンチェスター・Uが南アフリカのアヤックス・ケープタウンと対戦した21日の試合の戦評を、イギリス紙『ガーディアン』が報じた。その記事の中で、移籍後初のスタメン出場を果たした日本代表MF香川真司のプレーを称賛している。
「香川真司のパフォーマンスがユナイテッドファンのムードを明るくした」という書き出しで始まる同紙の記事は、「ボールタッチ、ビジョン、創造的なプレーといった個性を、ユナイテッドでのスタートでしっかり示した」とし、「1200万ポンド(約15億円)の移籍金は有益な投資になる可能性が高い」と、その才能を評価した。
また、「南アフリカのチャンピオンになったことのないアヤックス・ケープタウンとの試合では能力の指標にはならない」としながらも、「この日本人がユナイテッドで最も上質なオペレーターだった。ストライカーであるハビエル・エルナンデスの後ろのスペースを動き回って相手を混乱させ、エルナンデスにチャンスを与えていた」と、香川のプレーぶりに賛辞を贈っている。
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