カラバフ戦に先発するも無得点に終わった久保 [写真]=Getty Images
ビジャレアルのウナイ・エメリ監督は、ヨーロッパリーグ(EL)のカラバフ戦後のインタビューで、スタメン出場したMF久保建英に言及した。29日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
EL・グループステージ第2節が29日に行われ、久保が所属するビジャレアルはカラバフと対戦。78分に先制点を許すも、途中出場のFWジェレミ・ピノ、FWパコ・アルカセルがそれぞれゴールを決め、敵地で3-1と逆転勝利を果たした。公式戦3試合連続でスタメンに抜擢された久保は左サイドでプレーし、得点に絡むシーンこそ見せられなかったものの、決定的なクロスなどを見せて存在感を示した。
試合後、ビジャレアルを率いるエメリ監督はインタビューに応じ、ゲームを振り返った。その中で、チーム内での存在感を高める久保の評価についても言及している。
「今日の試合は均衡したものだった。特に前半はね。彼らは自分たちのプレーを見せ、チャンスはあまりなかったが、試合を支配していた。我々は望んでいたよりもコントロールできなかった。後半はプレッシャーの部分で大きく改善し、ついに得点を手にした。その得点によって勢いを増し、我々は80分間でやったこと以上のことを最後の10分間でやってのけた。そして勝つべくして勝ったんだ」
「大会への敬意から、できるだけ多くの選手を起用し、若い選手にも責任を持たせたい。彼らはトレーニングから準備しており、このような試合は彼らにとても高いレベルでプレーする必要性を与える良い機会だ。(MFアレックス・)バエナ、ジェレミ(・ピノ)はとてもよかった。久保、(MFサムエル・)チュクウェゼもとてもよくやってくれたよ」
次節は11月5日に行われ、ビジャレアルはホームでマッカビ・テル・アビブと対戦する。