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最も多くELの舞台に立ったのは誰? 日本人選手の出場数ランキング

2020.10.29

ELの日本人出場数ランキング [写真]=Getty Images

 29日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第2節が開催される。最も注目されるのは、前節スィヴァススポル戦でビジャレアル移籍後初先発を果たし、1ゴール2アシストの活躍を見せたMF久保建英だろう。公式戦3試合連続のスタメン出場となるのか、そして再びゴールに絡むプレーを見せてくれるのか、今回も目が離せない。

 ただ久保以外にも、今シーズンのELでは3人の日本人選手がプレーしている。アントワープのMF三好康児、ラピド・ウィーンのFW北川航也、そしてAZのDF菅原由勢だ。

 欧州最高峰のカップ戦であるチャンピオンズリーグ(CL)ほど注目度は高くないとはいえ、彼らのような若手にとってはブレイクのきっかけを掴む大会ともなる。過去を振り返っても、数多くの日本人選手がこの舞台に立ち、爪痕を残してきた。そこで今回は、日本人選手のEL出場ランキングを紹介する。

※データは移籍情報サイト『transfermarkt』を参照。大会名が「ヨーロッパリーグ」に改称された2009-2010シーズン以降の出場数を集計した。なお、予備予選とプレーオフの出場数はカウントしていない。

▼10位(9試合)

酒井高徳
EL通算成績:9試合出場1得点

酒井高徳

[写真]=Getty Images

2019年にJリーグ復帰を果たした酒井高徳は、シュトゥットガルトに在籍していた2012-13シーズンと2013-14シーズンにELに出場した。ベスト16進出を果たした2012-13シーズンには、グループステージのステアウア・ブカレスト戦で岡崎慎司とのアベックゴールを決めている。

▼9位(10試合)

鎌田大地
EL通算成績:10試合出場6得点

鎌田大地

[写真]=Getty Images

昨季フランクフルトで自身初のEL出場を果たすと、ゴールを量産。10試合に出場して、得点ランキング3位タイとなる6ゴールをマークした。決勝トーナメント1回戦のファーストレグでは、ザルツブルク相手にハットトリックを達成。ELでは、南野拓実に次いで日本人2人目の快挙を成し遂げた。

▼8位(11試合)

岡崎慎司
EL通算成績:11試合出場2得点

岡崎慎司

[写真]=Getty Images

酒井高徳とのアベックゴールを達成したステアウア・ブカレスト戦で2ゴールをマーク。ただ、ELでネットを揺らしたのはその試合だけだった。それでも2015年から在籍したレスターでは、プレミアリーグ制覇を成し遂げ、CLにも出場。グループステージ第5節のクラブ・ブルージュ戦でCL初先発を果たすと、鮮やかなボレーシュートで初ゴールを記録した。

▼6位タイ(12試合)

長友佑都
EL通算成績:12試合出場1得点

長友佑都

[写真]=Getty Images

欧州生活11年目を迎えた長友は、インテルとガラタサライで計4シーズン、EL出場を果たしている。唯一記録した得点は、本戦デビューとなった2012年9月のルビン・カザン戦。後半アディショナルタイムに決めた劇的ボレー弾だった。

久保裕也
EL通算成績:12試合出場2得点

久保裕也

[写真]=Getty Images

現在、メジャー・リーグ・サッカー(MLS)のFCシンシナティに所属する久保は、ヤングボーイズとヘントの2クラブでELに出場。予備予選やプレーオフの試合も含めれば、通算23試合でピッチに立ち、4ゴールを記録している。

▼5位(13試合)

瀬戸貴幸
EL通算成績:13試合出場2得点

瀬戸貴幸

[写真]=Getty Images

将来有望な若手だけでなく、無名だった選手がスポットライトを浴びる機会が多いのもELの良さだ。瀬戸はルーマニアのアストラで主力として活躍し、2016-17シーズンにはローマなど強豪が同居するグループステージを勝ち抜いて、決勝トーナメント進出を果たした。欧州カップ戦の出場数は31試合(予備予選を含む)を数え、日本人の歴代トップ10に入っている。

▼4位(14試合)

香川真司
EL通算成績:14試合出場2得点

香川真司

[写真]=Getty Images

CLの出場数(33試合)とゴール数(4得点)で“日本人トップ”の成績を残している香川が4位にランクイン。ELでも14試合に出場し、2015-16シーズンにはベスト8進出を果たした。同クラブにとってのEL最高成績である。

▼3位(16試合)

酒井宏樹
EL通算成績:16試合出場1得点

酒井宏樹

[写真]=Getty Images

EL初出場を果たしたのは、海外生活1年目となった2012-13シーズンのこと。ハノーファーの選手として初めて欧州カップ戦に出場した。2016年に加入したマルセイユでは、2年目にEL決勝進出を果たし、準優勝。コンディション不良で出場こそ叶わなかったものの、日本人選手として初のELファイナルを経験した。

▼2位(23試合)

南野拓実
EL通算成績:23試合出場6得点

南野拓実

[写真]=Getty Images

2015年1月に当時19歳でザルツブルク入りを果たすと、1カ月後に行われたビジャレアル戦でELデビュー。2017-18シーズンにはベスト4進出を成し遂げ、2018年11月のローゼンボリ戦で日本人初のハットトリックを成し遂げた。EL通算6得点は、鎌田と並ぶ日本人最多記録になる。

▼1位(24試合)

長谷部誠
EL通算成績:24試合出場0得点

長谷部誠

[写真]=Getty Images

ELで最も多くの試合に出場した日本人選手は長谷部だった。ヴォルフスブルク時代の2009-10シーズンにELデビューを果たすと、2018-19シーズンにはグループステージから全14試合に出場してフランクフルトを4強に導いた。この活躍が認められ、UEFA(欧州サッカー連盟)が選出した同シーズンのEL優秀選手に名を連ねている。

(記事/Footmedia)

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