レヴァークーゼン戦に緊急出場した中島翔哉 [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグが27日に行われ、FW中島翔哉が所属するポルトとレヴァークーゼンが対戦した。中島はベンチスタートで29分から出場した。
試合は、ファーストレグを2-1で制したレヴァークーゼンが敵地でも先制に成功した。10分、カイ・ハフェルツのパスをペナルティエリア左で受けたルーカス・アラリオがフリーで右足シュートを沈めてゴールネットを揺らす。一時はオフサイドの判定となったが、VARにより得点が認められた。リードを広げられたポルトは29分にルイス・ディアスが負傷交代を強いられて、代わりに中島がピッチに送り出された。
2試合合計で2点リードのレヴァークーゼンは後半に入って50分、ハフェルツがエリア前のこぼれ球をつなぎ、エリア左のケレム・デミルバイが左足シュートを沈めて追加点。58分には、カウンターで抜け出したムサ・ディアビがエリア内でシュート、GKに阻まれたこぼれ球を自らつなぎ、最後はエリア右フリーのハフェルツが無人のゴールに流し込んで決定的な3点目を挙げた。
それでもポルトは65分、オタヴィオが右サイドからクロスを挙げると、ムサ・マレガが頭で合わせて1点を返す。しかし85分にはフランシスコ・ソアレスが競り合いで相手DFヨナタン・ターの顎に肘を入れてしまい一発退場となった。試合はこのまま終了し、ポルトがホームで敗れてELベスト32で敗退。レヴァークーゼンがベスト16に駒を進めた。
決勝トーナメント2回戦(ラウンド16)の組み合わせ抽選会は28日に行われる。
【スコア】
ポルト 1-3(2試合合計:2-5) レヴァークーゼン
【得点者】
0-1 10分 ルーカス・アラリオ(レヴァークーゼン)
0-2 50分 ケレム・デミルバイ(レヴァークーゼン)
0-3 58分 カイ・ハフェルツ(レヴァークーゼン)
1-3 65分 ムサ・マレガ(ポルト)
By サッカーキング編集部
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