ダヴィド・ルイスがアーセナルとのEL決勝についてコメントした [写真]=Getty Images
2018-19シーズンのヨーロッパリーグ(EL)決勝は、チェルシーとアーセナルの対戦に決まった。一方で、チャンピオンズリーグ(CL)の決勝もトッテナムとリヴァプールのプレミア勢対決となり、今シーズンのCLとELのファイナリストをプレミアリーグのクラブが独占した。
フランクフルトとのEL準決勝セカンドレグで、決勝進出に貢献したダヴィド・ルイスは、「イングランドのサッカーが高いレベルの舞台に戻ってきたことは良いことだと思う。CLとELの決勝戦のカードがそれを証明している」と、プレミア勢の活躍を喜んだ。
“ビッグロンドンダービー”となったEL決勝戦、D・ルイスはある人物を警戒している。今シーズンからアーセナルの指揮を執るウナイ・エメリ監督だ。
「決勝戦はすごい試合になると思う。対戦相手も素晴らしいチームだから。エメリ監督はELの勝ち方を熟知している。難しい試合になるだろうから、最高の準備をしなくてはならないね」
D・ルイスがそう話す通り、エメリ監督はセビージャを率いた2013年から、史上初のEL3連覇を達成している。初挑戦となったプレミアリーグは最終節を前に5位と苦戦しているが、実績十分のELはナポリやバレンシアなど、他国の強豪を破り決勝進出を決めてみせた。
両チームのシーズンラストマッチとなる大一番は、どのような結末を迎えるのか。決勝は5月29日にアゼルバイジャンの首都バクーにあるバクー・オリンピック・スタジアムで開催される。