ベンフィカの本拠地エスタディオ・ダ・ルス [写真]=Getty Images
18日に行われたヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグでフランクフルトに逆転で敗退を喫したベンフィカ。その熱戦の裏で1人のベンフィカサポーターがとある悲劇に見舞われたようだ。18日にイギリスメディア『BBC』が報じた。
アルバロ・オリヴェイラさんは熱狂的なベンフィカサポーターで、今回もリスボンからフランクフルトを目指して、友人と28時間をかけた長距離ドライブを敢行した。彼はその様子をインスタグラムのストーリーで逐一報告し、そこには友人との楽しげな道中が写っていた。
だが、彼は無事フランクフルトに到着したものの、ヴァルドシュタディオン(フランクフルトの本拠地)で愛するクラブを応援することができなかった。それもそのはず、彼がいたのはドイツ中央部に位置するヘッセン州の一大金融都市「フランクフルト・アム・マイン」ではなく、ドイツ東部ブランデンブルク州のポーランドとの国境に位置する小さな町「フランクフルト・アン・デア・オーダー」だったのだ。
SNS上で指摘されてすぐに間違いに気付くことはできたものの、やり場のない怒りを込めたストーリーを更新したオリヴェイラさん。フランクフルトの公式アカウントからも、ドイツ語で驚きを表す表現の「Ui」というメッセージが送られたのを受け、「僕たちは時の人だ…間抜けだったせいでね」と投稿した。
チームも負けてしまい踏んだり蹴ったりな1日を過ごしてしまったオリヴェイラさん。準決勝でフランクフルトと戦うチェルシーのファンも、同じ間違いには気を付けなければならない。
追記:4月21日午前9:00 このネタはドイツ誌『11フロインデ』が同誌よる作り話だと明言しました。下記の記事にて詳細を伝えています。
“行き先間違えたファン”はフェイク…独誌が作り話でネットメディアに警鐘
By サッカーキング編集部
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