負傷交代する長谷部 [写真]=Getty Images
13日、ヨーロッパリーグ(EL)グループステージH組第6節の試合が行われ、フランクフルトはラツィオと対戦。試合はアウェイのフランクフルトが2-1の勝利をおさめた。
この試合に先発出場した長谷部は31分に太ももを抑え込みプレー続行不能をジェスチャーで示唆。直後に交代が決まり、太ももをおさえながらピッチをあとにしていた。
先日長谷部について「フランクフルトの最高傑作」と絶賛していた同クラブのアドルフ・ヒュッター監督は、試合後次のように話している。
「この勝利のために大きな犠牲を払わなければならなかった。長谷部の状態が悪い場合は、年が明けてからも、フランクフルトの最も重要な選手なしで試合を乗り越えなければならないだろう」
また、フランクフルトの地元紙『Frankfurter Rundschau』は長谷部の状態について、「長谷部は年内のレヴァークーゼン戦、マインツ戦、バイエルン戦は厳しいだろう。ヒュッター監督にとっては大打撃。今回の遠征はとても高い支払いとなった」と伝えている。
なお、フランクフルトはブンデスリーガのクラブで史上初となるELグループリーグ6戦全勝という快挙を達成した。