EL準決勝の観戦に訪れたナダル(中央) [写真]=Getty Images
スペインが誇るテニス界のスーパースターで、レアル・マドリードのファンとして知られるラファエル・ナダルもアトレティコ・マドリードのヨーロッパリーグ(EL)決勝進出決定の瞬間を生で見届けていたようだ。4日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
3日に行われたEL準決勝セカンドレグでアトレティコ・マドリードは本拠地ワンダ・メトロポリターノにアーセナルを迎え、スペイン代表FWジエゴ・コスタのゴールで1-0の勝利。2試合合計スコアを2-1とし、6シーズンぶりの決勝進出を決めた。
現在、男子テニスの世界ランキング1位に立っているナダルは「任されることがあるなら、レアル・マドリードの会長を務めてみたいものだ」という発言をするなど、スペイン現地ではレアル・マドリードのファンとして有名だ。しかしこの日は、レアル・マドリードのライバルチームの1つであるアトレティコ・マドリードの戦いを試合会場のスタンドで見守った。
スタンドでのナダルは、アトレティコ・マドリードのタオルマフラーを首に巻き、ELにおいてスペインで唯一勝ち残っているチームを応援。決勝進出に向けて熱狂に包まれたスタジアムの雰囲気を楽しみ、自身の携帯電話で目の前の光景を収める場面もあったそうだ。
『マルカ』はそんなスーパースターの姿勢について、「レアルを愛し、常にサンティアゴ・ベルナベウに現れる可能性のある彼だが、その一方で、サッカーを愛する者の1人として、彼は常にスペインのチームに声援を送っているのだ」と記し、記事を締めくくっている。
(記事/Footmedia)
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