マルセイユがホームで先勝した [写真]=Icon Sport via Getty Images
ヨーロッパリーグ準決勝ファーストレグが26日に行われ、日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユとFW南野拓実所属のザルツブルクが対戦した。直近のリーグ戦で左ひざを負傷した酒井はメンバー外、南野はベンチからのスタートとなった。
試合が動いたのは15分。ペナルティエリア手前右でFKを得たマルセイユは、キッカーのディミトリ・パイェがファーサイドへ鋭いクロスを供給。このボールをフロリアン・トヴァンがヘディングで叩き込み、ホームのマルセイユが先制に成功した。
その後は互いに決定機を作ることができず、前半は1-0で折り返す。
後半に入り53分、ザルツブルクはスルーパスでペナルティエリア内右に抜け出したハンネス・ヴォルフが大きなチャンスを迎えたが、右足のシュートはGKに阻まれ、同点ゴールとはならなかった。
するとピンチを凌いだマルセイユが追加点を奪う。63分、左サイドからパイェがグラウンダーで折り返したボールを、エリア内のクリントン・エンジが巧みにトラップ。飛び出したGKの位置を見て冷静にゴール右に流し込んだ。
ザルツブルクは77分、左からのクロスにフレデリク・グルブランドセンがダイレクトで合わせたが、シュートは惜しくも右ポストを直撃した。
結局このまま試合終了のホイッスルを迎え、マルセイユが2-0で勝利を収めた。なお、ベンチスタートとなった南野に出場機会は訪れなかった。
セカンドレグは5月3日にザルツブルクのホームで行われる。