ミランとアーセナルが対戦した [写真]=NurPhoto/Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦(ラウンド16)ファーストレグが8日に行われ、ミラン(イタリア)とアーセナル(イングランド)が対戦した。
試合は15分に動く。ペナルティエリア手前の中央付近でボールを受けたメスト・エジルが、左サイドのヘンリク・ムヒタリアンにダイレクトで浮き球のパスを送る。パスを受けたムヒタリアンは個人技で相手DFをかわすと、右足で強烈なシュートを放つ。ミランのDFレオナルド・ボヌッチに当たって軌道が変化したシュートがゴールネットを揺らし、アーセナルが先制に成功した。
再び試合を動かしたのもアーセナルだった。前半アディショナルタイム、エジルがエリア手前から絶妙なスルーパスを供給すると、アーロン・ラムジーがこのパスに反応する。抜け出したラムジーは落ち着いて相手GKをかわし、無人のゴールへ流し込む。アーセナルがリードを2点に広げた。
2点のビハインドとなったミランも後半に反撃に出る。51分、右サイドでボールを持ったダヴィデ・カラブリアがグラウンダーのクロスを送ると、中で待っていたジャコモ・ボナヴェントゥーラが右足で合わせる。しかし、シュートは枠を捉えることができない。
82分には途中出場のアンドレ・シルヴァがスルーパスを送り、ニコラ・カリニッチが抜け出すも、アーセナルのGKダビド・オスピナが素早い飛び出しでボールをクリアし、ゴールを割らせない。
試合はこのまま0-2でタイムアップ。アーセナルが敵地で2点を奪い快勝した。ミランは公式戦14試合ぶりの敗戦を喫することとなった。
セカンドレグは15日にアーセナルのホームで行われる。