ヘビースモーカーとして知られているナポリのサッリ監督(中央) [写真]=NurPhoto via Getty Images
22日に行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)セカンドレグでナポリ(イタリア)と対戦するライプツィヒ(ドイツ)が、敵将であるマウリツィオ・サッリ監督の要望に応えて喫煙所を仮設したことが分かった。20日付のドイツ紙『ビルト』が伝えている。
ナポリのサッリ監督はイタリアサッカー界随一のヘビースモーカーとしても知られている。15日に行われたファーストレグでは、試合中にタバコの切れ端を咥えながら指揮を執る姿をカメラに撮られるほどだった。そのため、ライプツィヒはアウェイチーム用のロッカールームと仕切りを挟んで隣接しているマッサージルームの間に、さらに壁を仮設して同監督が試合の前後やハーフタイムに利用するための喫煙スペースを確保した。
今回の喫煙所仮設に要した費用は、サッリ監督が負担することになっているという。また、他の喫煙者が同喫煙所を使うことは禁止されていて、あくまでも同監督専用のものとして設置されたようだ。
15日に行われたファーストレグでは、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの2ゴールなどでライプツィヒが3-1と快勝している。ナポリは敵地に乗り込むセカンドレグで、少なくとも3得点を奪わなければならない。ベスト16進出を果たすためには非常に厳しい条件をクリアしなければならないが、タバコが吸えないストレスに悩まされる心配がなくなった指揮官がどのような采配を見せるのか注目だ。
(記事/Footmedia)
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