ヴェンゲル監督はPKの判定に納得がいかないようだ [写真]=Getty Images
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督がヨーロッパリーグ(EL)でのPKの判定に不満を漏らした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が23日付で伝えている。
EL・グループステージ第5節が23日に行われ、日本代表FW大迫勇也が所属するケルンとアーセナルが対戦した。アーセナルは多くのチャンスを作りながらも、ケルンに与えられたPKの一点に泣き0-1で惜敗。PKが勝敗を大きく分けた試合となった。
ヴェンゲル監督は審判の判定について「PKではなかった」と不満を述べ、以下のように試合を振り返っている。
「たった一回のPKで負けてしまったと言える。私たちはポゼッションを高く保ち、多くのチャンスを作り上げることが出来ていた。しかし本来、私たちが獲得しなければならないPKを相手に与えてしまったんだ。正直に言えば、全くPKではなかったと感じるね」
「私たちは多くのチャンスを作り上げたが、アタッキング・サードで少し正確性を欠き、フィニッシュの場面でもミスが多かった。でも、選手の態度を責める訳ではないよ。選手たちは良く準備し、集中力を持って試合に臨んでいた」
この試合では敗れたものの、アーセナルはEL・H組で首位突破が確定。グループステージ最終節はBATEボリソフをホームに迎える。ヴェンゲル監督はコメントを残し、インタビューを終えている。
「グループのトップで終えることが出来て、ひとまず最低限の仕事は果たしたように思う。次節はBATEボリソフをホームに迎えるが、私にとって勝つこと以上に重要なことはないよ」