乱闘に参加したファンは試合への出入りが禁止されたという [写真]=Getty Images
19日に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節でエヴァートンはリヨンと対戦。試合は1-2でリヨンの勝利で終了したが、試合中に乱闘騒ぎが勃発。その騒ぎに参加したファンに対して、エヴァートンが処分を下したようだ。20日付のイギリスメディア『BBC』が報じている。
同試合の64分に事件は起こった。エヴァートンのウェールズ代表DFアシュリー・ウィリアムズがリヨンのポルトガル代表GKアントニー・ロペスを押しのけたことで、両チームが入り乱れての乱闘が勃発。その騒動の最中に、子供を抱えたエヴァートンのファンがロペスを殴っている映像が残っていたことから、このファンに対して何らかの処分が下されると見られていた。
エヴァートンはこの人物の特定に成功したことを発表。このファンに対して、今後行われるエヴァートンの試合に一切出入り禁止となる処分を下した。また、今後はマージーサイド州の警察と協力して警備の体制を強化することも併せて発表した。
なお、UEFA(欧州サッカー連盟)からエヴァートンへの処分はまだ発表されていない。同メディアによると、11月16日に行われる懲戒委員会で正式な判断が下され、クラブに通達されるのではないかと見られている。
By サッカーキング編集部
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