モンテッラ監督率いるミランは直近5試合で勝利を挙げられていない [写真]=Getty Images
ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が結果の出ないチーム状況にも前向きな姿勢を見せた。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が19日付で報じている。
公式戦4連敗中のミランは19日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第3節のAEKアテネ戦でもスコアレスドロー。ホームで格下相手にも点が取れず、1カ月間勝利から遠ざかっており、不調に陥っている模様だ。
モンテッラ監督は試合後のインタビューで「とても複雑な問題であることは間違いない。私たちは多くのチャンスを作り出したが、ELでも結果を残せなかった。こんなこと初めてだよ」と失望を口にしている。
一方で、「チームの構築には様々なステップを経なければいけない。選手たちは若く、ミランのようなビッククラブのユニフォームを着るのは初めてなんだ。彼らはそれぞれ特別な感性とクオリティを持っている。近くで見守っておいてほしいね」とチームがまだ発展途上にあると述べ、サポートを呼びかけた。
加えて「自分で考え、自分のやり方でリーダーシップをとっていきたいね。私たちは最初に比べて何も変わっていない。私たちは努力しなければならないし、それによって結果を変えていけると思っている。解決を探りながら成長しなければ」と今後に対して意気込みを語っている。