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ELロストフ戦に臨むマンU、ルーニーとマルシャルは引き続き負傷欠場

2017.03.16

ルーニー(左)とマルシャル(右)のELロストフ戦欠場が決まった [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uに所属するフランス代表FWアントニー・マルシャルとイングランド代表FWウェイン・ルーニーは、16日に行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦セカンドレグのロストフ戦を負傷欠場するものの、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチは出場が可能だ。クラブ公式サイトが15日に伝えた。

 敵地での第1戦を1-1で乗り切ったマンチェスター・Uは、第2戦をホームのオールド・トラッフォードで戦う。チェルシーとのFAカップ準々決勝を欠場したマルシャルとルーニーは再び欠場となるが、ジョゼ・モウリーニョ監督はチェルシー戦メンバーに加え、イブラヒモヴィッチを含む選手から出場選手を決めると話している。

 イブラヒモヴィッチに対する出場停止処分はイングランド国内の試合に限り適用されるため、ELには出場が可能。スタンフォード・ブリッジでレッドカードを受けたスペイン代表MFアンデル・エレーラも、同じ理由から明日の試合に出場できる。また、累積警告で第1戦出場停止となったコートジボワール代表DFエリック・バイリーも第2戦からはプレーが可能になった。

 モウリーニョ監督は「マルシャルはケガでチェルシー戦を欠場した」と語った。「月曜の夜に行なわれたチェルシー戦を欠場したのだから、当然火曜の朝の練習には参加でいない。火曜の練習にも参加できないのなら、木曜の試合出場は無理だ。彼を戦力とは考えていない。今回は、前の試合のメンバーにイブラヒモヴィッチが加わる形になる」。

「ルーニーも負傷している。彼はヒザ周辺を蹴られたので、まだピッチにも立てない。今はチームの医療部で治療を受けている」

 ロストフでは、ツィモフェイ・カラチェフとアレクサンドル・ガツカンが累積警告で出場停止となる。マンチェスター・Uと同様に負傷者を抱えているロストフでは、GKソスラン・ジャナエフは復帰する可能性があるものの、ウラジーミル・グラナトは間に合わないと見られている。

 モウリーニョ監督は「この大会は我々にとって非常に重要な大会だ」と言う。「シーズン開幕時期から話していた通りで、だからこそ強力な布陣を組んだ。そしてグループステージを勝ち上がり、ラウンド32も勝ち上がった。明日も勝ち上がれるよう努力する。ファンの存在が我々に力を与えてくれる。だからこそ、明日の試合でも上手く対処し、準々決勝に勝ち進められると信じている」。

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