第44回トゥーロン国際大会にも出場していたMFヤン・シコラ(左) [写真]=Getty Images
スロヴァン・リベレツ(チェコ)のチェコ代表MFヤン・シコラが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)史上最速ゴールを記録した。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』が報じている。
ELは15日にグループステージ第1節が各地で一斉に開催。スロヴァン・リベレツはカラバフ(アゼルバイジャン)とアウェーで対戦した。
大記録はまさかの相手キックオフから生まれた。カラバフが試合開始直後にイージーなパスミスからボールを失うと、高い位置でボールを奪取したスロヴァン・リベレツはかつてリヴァプールに所属していた元チェコ代表FWミラン・バロシュがドリブルでエリア手前までボールを運ぶ。ディフェンダーがボールを奪いに行ったが、こぼれ球を後方から走り込んだシコラがダイレクトでシュートし、見事にネットを揺らした。
同選手のゴールは試合開始10.69秒で記録され、EL史上最速記録を樹立。これまでの記録は2シーズン前にセビージャのスペイン代表FWビトーロがビジャレアル戦でマークした13.21秒だったが、これを2秒以上更新した。なお、試合は2−2でドロー決着となっている。
UEFAチャンピオンズリーグにおける最速ゴールはこれを上回る10.12秒。2006−07シーズンに当時バイエルンに所属していた元オランダ代表FWロイ・マカーイが、CLベスト16のレアル・マドリード戦で記録している。
By サッカーキング編集部
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