EL準々決勝でリヴァプールに敗れたドルトムント [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝セカンドレグが14日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは敵地で3-4と敗戦。この結果、2戦合計4-5で敗退が決定した。試合後、トーマス・トゥヘル監督がインタビューに応じ、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
ホームでのファーストレグを1-1で終え、セカンドレグで敵地アンフィールドに乗り込んだドルトムント。試合は開始10分で2ゴールを奪い、2点リードで前半を折り返す。後半に入って1点ずつを奪い合った後、66分と78分に立て続けにゴールを許してしまう。それでも、アウェーゴール数の差でリードしていたが、後半アディショナルタイムに劇的な逆転ゴールを献上し、ベスト4進出を逃した。
トゥヘル監督は「目が覚めるような結果だよ。今は、心にぽっかり穴が開いた気分だ。我々が目指していた目標をほぼ手中に収めていたんだから。リヴァプールをアンフィールドで圧倒できなかったことを受け入れなければならない。3-1となった後、相手の危険なプレーに対処できていなかったことも認めざるを得ないね」と試合を振り返り、準決勝進出を目前で逃した心境を吐露した。
さらに「我々にとって最悪のシナリオになってしまった。準々決勝突破という最大の目的を達成できなかったことを素直に認めなければならない。重要なのは、チームとしてどのように対処するかだ。次の水曜日に行われるベルリンでの試合でこの失望感からいかに切り替えられるかだね」と、チームにとって大きなショックだったと明言。20日に行われるDFBポカール準決勝、日本代表MF原口元気が所属するヘルタ・ベルリンとの一戦で、カップ戦のリベンジをしたいと強調した。
ドルトムントは17日、ブンデスリーガ第30節で日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVをホームに迎える。
By サッカーキング編集部
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