アスレティック・ビルバオのFWアドゥリス [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦、注目のカードとなったリーガ・エスパニョーラ勢対決は、アスレティック・ビルバオがバレンシアを倒して準々決勝に駒を進めた。
10日に行われたファーストレグではアスレティック・ビルバオがホームで1ー0と先勝した一方、17日に行われたセカンドレグではバレンシアがホームで2ー1と雪辱するなど、2試合に渡って激戦を繰り広げた両チーム。勝敗でも2試合合計スコアでも並んだが、アウェーゴールの差によりアスレティック・ビルバオがバレンシアを退ける形となった。
なお、瀬戸際の戦いを制したアスレティック・ビルバオのエルネスト・バルベルデ監督は、2点を先制されながらも1点を返したセカンドレグの試合後の会見で、バレンシアを倒してのベスト8入りに強い満足感を表した。
「今は準々決勝進出に幸せを感じている。バレンシアの攻勢が予想以上にきつかったため、我々は防戦一方になってしまった。今日の彼らは勝利に値するプレーをしたし、実際にあと一歩のところまで来ていた。しかし、我々はここぞという場面で決定力を発揮することができた。バレンシアという強力なチームを退けることができ、本当に嬉しい」
バルベルデ監督はまた、チームを準々決勝に導く値千金のゴールを挙げたスペイン代表FWアリツ・アドゥリスを手放しで称賛した。
「アドゥリスはチームにとってこの上ないゴールを決めてくれた。私はどの試合でも、チームが苦境に陥っている時は、彼が必ず救ってくれると信じている」
アスレティック・ビルバオは準々決勝でセビージャと対戦する。
By WOWOW