スポルティングFW、ゴール祝福に主審のスプレーを奪い謎の模様を描く

グティエレス

主審からスプレーを奪ってゴールを祝福したグティエレス(中央) [写真]=Getty Images

 FW田中順也が所属するスポルティングのコロンビア代表FWテオフィロ・グティエレスが、ゴールパフォーマンスのために主審からバニシング・スプレーを奪い、ピッチ上に模様のようなものを描いた。イギリス紙『デイリーメール』が11日付で報じている。

 10日に行われ、3-1で勝利したヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第6節、ベシクタシュ戦の77分、途中出場のグティエレスは勝利を決定づける3点目を決めた。すると、歓喜した同選手は一度コーナーフラッグに向かいかけたものの、方向転換して主審のマニュエル・グラフェ氏に駆け寄った。そして、そのまま腰にささっていたバニシング・スプレーを奪い取ったのだ。

 本来はセットプレーの際にボールや壁の位置を示すために使われるバニシング・スプレーだが、グティエレスはそれを使ってピッチ上に判別不明の模様のようなものを描いてゴールを祝福。主審はこの行為に対してイエローカードを掲示した。

 なお、わずか10分間の内に3得点を奪って逆転勝ちしたスポルティングは、EL決勝トーナメント進出を決めている。

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