セビージャのエメリ監督 [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ決勝が14日に行われ、スペインのセビージャとポルトガルのベンフィカが対戦。延長戦を終えて0-0で迎えたPK戦を4-2で制したセビージャが、前身のUEFAカップ時代を含め史上最多タイとなる3度目の優勝を達成した。
セビージャのウナイ・エメリ監督は試合後、「勝利は、私の家族と友人たち、スタッフ、そして選手たちに捧げたいね。選手たちのハードワークと献身は、優勝に相応しかった」と称えた。『UEFA.com』が伝えている。
「チームは、難しい局面でひとつになっていた。守備面の奮闘が極めて大きかった」と振り返るエメリ監督は、「特にベトは素晴らしかった」とPK戦で2本のシュートを止めた守護神を称賛した。
クラブ3度目となる大会制覇については、「ファンはこの大会が大好きなんだ。これまでにも2回優勝していたからね。勝利する責任を感じていたから、我々は本当に力を尽くしたよ」と7シーズンぶりの戴冠を誇った。
PK戦までもつれる死闘については、「どちらが上だったかはわからないが、両チームとも奮戦した」とコメント。「選手には勝利を一切疑うなと言った。しかし、0-0が続き、彼らは少しナーバスになっていたように思う。オープンな試合から極めてタイトな試合へと変わったね」と語った。
「セビージャはヨーロッパで2年間戦っていなかったので、何か特別なことをしたかった」という思いを明かすとともに、「厳しい戦いを覚悟したが、何としても決勝まで勝ち抜きたかった。その舞台までたどり着き、勝つことができて最高の気分」と述べ、「我々が今日ここまで来られたことについて、クラブとサポーターに感謝したい」と、支えにも言及した。