ELベスト4が出揃う…ユーヴェらCL出場2チームが準決勝進出

ヨーロッパリーグ準決勝進出を決めたユヴェントス [写真]=Getty Images

 ヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグが、10日に行われた。

 チャンピオンズリーグのグループステージで敗退し、ヨーロッパリーグへ戦いの場を移したユヴェントスは、リヨンと対戦。敵地でのファーストレグを1-0で制していたが、ホームでも2-1と競り勝ち、2試合合計スコア3-1で準決勝進出を決めた。イタリア勢のベスト4入りは、2007-2008シーズンのフィオレンティーナ以来となった。

 ユヴェントスと同じくチャンピオンズリーグ出場組のベンフィカは、AZ(オランダ)に2-0で快勝。2試合連続の完封勝利で、合計スコアを3-0としてベスト4入りを決めた。

 また、敵地でのファーストレグを0-3で落としていたバレンシアは、ホームにバーゼル(スイス)を迎えた。バレンシアは前半に2点を先行すると、後半にも1点を追加。90分間を終えて3-0として、2試合合計スコア3-3で、試合は延長戦に突入した。2人が退場したバーゼルに対し、バレンシアは延長後半に2得点。2-0で延長戦を制し、2試合合計5-3で準決勝進出を決めた。ファーストレグで負った3点ビハインドからの逆転は、ヨーロッパリーグ史上初の記録となった。

 そして、ベティスとのPK戦を制して準々決勝に勝ち上がっていたセビージャは、ポルトとホームで対戦。ファーストレグを0-1で落としていたが、セカンドレグでは4点を奪って形勢を逆転した。終了間際に1点を返されたものの、4-1で勝利。2試合合計4-2で、ベスト4入りを果たした。

 ヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグの結果は以下のとおり(左側がホーム)。

◎ユヴェントス 2-1(2試合合計 3-1)リヨン
◎ベンフィカ 2-0(2試合合計 3-0)AZ
◎バレンシア 3-0(2試合合計 3-3、延長戦 2-0)バーゼル
◎セビージャ 4-1(2試合合計 4-2)ポルト

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