直接FKで決勝点を挙げたユーヴェのピルロ [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦セカンドレグが20日に行われ、フィオレンティーナとユヴェントスが対戦した。
ホームでのファーストレグを1-1の引き分けで終え、敵地でのセカンドレグに臨んだユヴェントスは、カルロス・テベスやアンドレア・ピルロ、フェルナンド・ジョレンテらが先発メンバーに名を連ねた。
開始早々、チャンスを作ったのはフィオレンティーナだった。3分、マリオ・ゴメスがスルーパスを受け、ペナルティーエリアへ進入。左足シュートを放ったが、枠の右へ外れた。28分には、ダビド・ピサロがペナルティーエリアの手前でこぼれ球を拾い、強烈なミドルシュートを放ったものの、枠の左へ。得点を挙げることができない。前半はスコアレスで終了した。
試合が動いたのは69分。フィオレンティーナのゴンサロ・ロドリゲスがペナルティーエリア手前でジョレンテを倒し、2枚目のイエローカードを受けて退場に。ユヴェントスは数的優位に立った。そして、FKをピルロが豪快に突き刺し、ユヴェントスが均衡を破った。
1点リードを奪ったユヴェントスは、追加点こそ奪えなかったものの、フィオレンティーナに反撃を許さず。試合は1-0で終了。敵地で完封勝利を収めたユヴェントスが、1勝1分けで準々決勝進出を決めた。