2013.06.13

マラガ、CASへの提訴棄却でEL出場ならず…イスコ「恥ずべき不当な決定」

イスコ
CASの裁定に憤りを見せたイスコ [写真]=Bongarts/Getty Images

 今シーズン、主力の大幅離脱という逆境を乗り越え、チャンピオンズリーグでは準々決勝に進出し、リーガ・エスパニョーラでも6位に入ったマラガだが、来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場の望みは儚くも散ってしまった。

 昨年12月にUEFA(欧州サッカー連盟)から、他クラブへの債務や選手への給与の未納などを理由に、同連盟主催大会への参加禁止処分を科されたマラガは、ただちにCAS(スポーツ仲裁裁判所)への提訴に打って出た。今月5日に行われた裁判では勝訴に自信を見せていたマラガだが、CASは11日になって同クラブからの異議申し立てを棄却したことを発表。これにより、マラガのEL出場可能性は完全に潰えた。

 だが、いかに第三者機関による決定とはいえ、納得いかないのはピッチ上で結果を残したマラガの選手達だろう。UEFA U-21欧州選手権に出場中のU-21スペイン代表MFイスコも、自身のツイッターでチームの努力を考慮しない判断に強い遺憾の意を示した。

「恥ずべき、嘆かわしい、不当な決定だ。世の中にはもっと多くの不正や負債にまみれているクラブがあり、マラガはそれらとは決定的に異なるというのにね。僕達がピッチ上で手にしたものが、またしても台無しにされてしまった。フットボール界は“ファイナンシャル・フェアプレー”に係る人々の個人的な利害関係によって動かされていることが、改めて証明された」

 なお、5位バレンシアのグループステージからの出場だけが内定していた来シーズンのELは、今回のCASの判決により7位ベティスのプレーオフからの出場が確定した。

 一方、本来ならばマラガに代わり繰り上がり出場となるはずの8位ラージョ・バジェカーノは、債務未納などを理由にRFEF(スペインサッカー連盟)からUEFAライセンスの発行を拒否され、やはりCASへの提訴に踏み切っている。だが、この異議申し立てが退けられた場合、9位セビージャが予選3回戦からELに出場することになる。

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