2018.12.19

クラブW杯でついに再戦! “鹿島vsレアル”2年前とは違うこと

2年前、激闘を繰り広げた鹿島とレアルが再び激突する [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 2年越しとなるリベンジのチャンスが巡ってきた。現在開催中の「FIFAクラブワールドカップ UAE 2018」、アジア王者の鹿島アントラーズは、準々決勝で北中米王者のグアダラハラ(メキシコ)に勝利。次はいよいよ、欧州王者のレアル・マドリードとの一戦を迎える。2016年大会、決勝戦で両チームが繰り広げた激闘は記憶に新しい。鹿島の選手たちは「あくまで大会へのリベンジ」と話すが、2年ぶりの再戦に大きな注目が集まっている。そこで、19日にキックオフを迎える一戦の前に前回対戦時との違いを整理しておこう。

≪2016年対戦時の結果と先発メンバー≫

【スコア】
レアル・マドリード 4-2 鹿島アントラーズ

【得点者】
1-0 9分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
1-1 44分 柴崎岳(鹿島アントラーズ)
1-2 52分 柴崎岳(鹿島アントラーズ)
2-2 60分 クリスティアーノ・ロナウド(PK/レアル・マドリード)
3-2 98分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
4-2 104分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)

【スターティングメンバー】
レアル・マドリード(4-3-3)
ケイラー・ナバス;ダニエル・カルバハル、セルヒオ・ラモス(108分 ナチョ)、ラファエル・ヴァラン、マルセロ;カゼミーロ、ルカ・モドリッチ(106分 マテオ・コヴァチッチ)、トニ・クロース;ルーカス・バスケス(81分 イスコ)、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウド(112分 アルバロ・モラタ)
監督:ジネディーヌ・ジダン

鹿島アントラーズ(4-4-2)
曽ヶ端準;西大伍、昌子源、植田直通、山本脩斗:遠藤康(102分 伊東幸敏)、小笠原満男(67分 ファブリシオ)、永木亮太(114分 赤崎秀平)、柴崎岳;金崎夢生、土居聖真(88分 鈴木優磨)
監督:石井正忠

激闘の立役者が揃って移籍

柴崎岳(左)とC・ロナウド(中央)は今では別のチームでプレーしている [写真]=Getty Images


複数得点を記録した両選手は、ともに新天地へと戦いの場を移した。ハットトリックで逆転勝利に貢献したクリスティアーノ・ロナウドは昨シーズン、レアルをチャンピオンズリーグ(CL)3連覇に導くと、今夏は約152億円でユヴェントスへ移籍を果たした。一方、2ゴールを上げた柴崎岳は、この一戦を機に海外から注目を集め、翌2017年1月、スペイン2部のテネリフェへ移籍。現在は同1部のヘタフェでプレーしている。

新守護神の加入

鹿島のクォン・スンテ(左)とレアルのクルトワ(右) [写真]=Getty Images


当時のゴールマウスを守った2人のGKは、現在はともに2番手となっている。レアルは今夏の移籍市場でティボー・クルトワを獲得。ケイラー・ナバスをベンチに置き、守護神に抜擢された。鹿島は2017年、韓国の全北現代からクォン・スンテを獲得。現在では曽ヶ端準に代わって守護神の座についている。

指揮官の交代

ジダンはCL3連覇を置き土産にレアルの指揮官を勇退した [写真]=Getty Images


この2年間で、両チームは監督も交代している。2016年1月、シーズン途中からレアルの監督に就任したジネディーヌ・ジダンは、ロナウドらとともに同年からCL3連覇を達成。ヨーロッパ王者としてクラブW杯でも2連覇を成し遂げた。しかし、昨シーズン終了後に勇退することを選択。今シーズンはフレン・ロペテギを新指揮官に迎えるも、成績不振により10月に解任。現在はサンティアゴ・ソラーリが監督を務めている。鹿島を率いていた石井正忠は、2016年のJリーグ制覇からレアルと激闘を演じるまでにチームを導いた。ところが、翌シーズンはリーグ戦の不調、ACL敗退を受け、シーズン途中で退任。現在まで大岩剛監督がチームを率いている。

開催地が日本から中東へ

スタジアムには多くのレアルサポーターが来場することが予想される [写真]=Getty Images


日本開催だった2016年、決勝戦は横浜国際総合競技場で行われた。ところが今年は、アブダビのザイード・スポーツシティ スタジアムが舞台となる。2年前は多くの鹿島サポーターたちがスタンドに詰めかけたが、レアルは世界的な人気クラブなだけに、鹿島にとってはアウェイとも言える雰囲気になるかもしれない。

鹿島はアジア王者として挑戦

鹿島はアジア王者としてレアルとの再戦に挑む [写真]=Getty Images


鹿島は2016年、Jリーグチャンピオンシップで優勝を果たし、開催国代表としてクラブW杯に出場。準決勝までの3試合を勝ち抜き、決勝戦でレアルと対戦した。一方今大会はAFC・チャンピオンズリーグで優勝し、アジア王者としての出場だ。これにより、ヨーロッパ王者のレアルとは準決勝で対戦することとなった。鹿島が今大会で消化したのはグアダラハラとの初戦のみで、3試合を戦って迎えた前回のレアル戦に比べ、余力は十分と言えるだろう。対するレアルは、鹿島戦が今大会初戦となる。さらに、今月15日にはリーグ戦を行い、翌日にアブダビへ到着したばかり。カリム・ベンゼマ、ギャレス・ベイル、マルコ・アセンシオなど主力のコンディションを不安視する声も多い状況だ。

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