2017.12.14

クラブW杯でも不発のベンゼマ、レアル寄りメディアもお手上げ「説明不可能」

ベンゼマ
リーグでも11戦2発と不調が続くベンゼマ [写真]=Getty Images

 FIFAクラブ・ワールドカップ UAE 2017で順当に決勝進出を果たし、史上初の連覇に王手を掛けたレアル・マドリード。開催国王者のアル・ジャジーラに苦戦しながら2-1で逆転勝利した13日の準決勝では、久々に“BBCトリオ”が全員ピッチに立ったものの、三者三様の結果に終わった。

 三人の中で最も株を上げたのは、この試合が復帰戦となったウェールズ代表MFギャレス・ベイルだ。先月28日に行われたスーペル・コパ・デ・エスパーニャ4回戦セカンドレグのフエンラブラダ戦では、左足ふくらはぎの負傷から2カ月振りに復帰しながら、故障を再発させてしまったベイル。2週間振りの実戦となったこの日は、試合終盤からの出場となったが、投入直後の81分に左足で決勝弾を決めた。なお、ベイルはフエンラブラダ戦でも投入直後にアシストを挙げており、ファーストタッチでゴールを導くのは2試合連続となった。

 また、何とかエースの面目を保ったのが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだ。序盤から精彩を欠いていたC・ロナウドだったが、1点ビハインドで迎えた54分にクロアチア代表MFルカ・モドリッチのラストパスから同点弾を叩き込んだ。この日はライバルであるバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを称えるチャントをアル・ジャジーラのサポーターから受け、苛立ちを見せていたC・ロナウド。そんな中でもゴールで野次をシャットアウトするあたりは、さすがバロンドーラーと言えるだろう。

 一方、踏んだり蹴ったりだったのが、フランス代表FWカリム・ベンゼマだ。ここまで出場11試合でわずか2得点に止まっているリーガ・エスパニョーラでの姿と同様に、この日もチャンスでことごとくシュートを外したベンゼマは、全く良いところなく81分にベイルとの交代でピッチを退いた。あまりの決定力の無さには、レアル・マドリード寄りのスペイン紙『アス』も、「3度の明らかなミス。もはや説明不可能」と酷評を通り越してお手上げ状態となっている。

 とはいえ、ベンゼマは指揮官からの信頼は失っていないようだ。試合後の会見に臨んだジネディーヌ・ジダン監督は、冬の移籍市場でのセンターフォワード獲得の必要性を問われながらも、母国の後輩を擁護している。

「クラブに補強を頼むつもりは全くない。誰もが意見を言うことができるが、カリムは毎試合必ず点を取らなければならないかのようだ。彼は良いコンディションにあり、良いパフォーマンスを見せている。今日も優れた動きを見せてくれた。ただ、ボールがゴールに入りたがらなかっただけだ」

文=北村敦

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