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都並敏史がクラブW杯準決勝を展望、南米王者に挑む鹿島について「勝機は十分」

2016.12.13

都並敏史氏が注目選手にあげた鹿島の金崎夢生

 FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016の4強でそろい、14日、15日に準決勝が開催。元日本代表DFで南米サッカーの知識が豊富な都並敏史氏が、いよいよ登場する南米王者アトレティコ・ナシオナルについて語った。

「守備がしっかりして、パワーと粘り強さがある。攻撃の局面では速攻と遅攻とバリエーション豊か。柔軟なスタイルが売りのチーム」とアトレティコ・ナシオナルを分析。注目選手には9番のFWミゲル・ボルハと28番のFWオルランド・ベリオの名前を挙げた。とりわけ、「ベリオは上下動を繰り返し、守備も攻撃も厚くする運動量が売り」と話し、「サイドの攻防は注目」と見どころを明かした。

 南米王者と対戦する鹿島アントラーズについては、「勝機は十分はある」と予想。「鹿島の一人ひとりのパワー、スピードはレベルが高い」と評価しつつ、「コンパクトに戦って、相手の良さを消すのが鹿島の売り。マメロディ戦の後半に見せた一体感のある戦い方を、最初から仕掛けていくことができればチャンスは生まれる」と展望した。

 アトレティコ・ナシオナルの戦い方を踏まえ「中盤の柴崎岳、永木亮太へのマークは、さほどキツくならないだろう」と話し、「鹿島の展開力が生きれば、チャンスは生まれてくる」と強豪に挑む鹿島を後押ししている。キーマンは「金崎夢生」と即答。「チャンスに強い。訪れるチャンスをものにするかどうか、注目したい」と話して注目カードの展望をまとめた。

 アトレティコ・ナシオナルvs鹿島アントラーズは、12月14日(水)よる7時から地上波日テレ系で生中継される。

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