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リーベルサポーター、地球の裏側でも宿敵ボカの“ファン”を皮肉る

日本にかけつけたリーベル・プレートのサポーター [写真]=FIFA via Getty Images

 FIFAクラブワールドカップ2015に出場している南米王者リーベル・プレートを応援すべく、日本には大勢のリーベルプラテンセ(リーベル・プレートのサポーター)が押し寄せている。ここ数日は彼らが難波や心斎橋など大阪の街中に繰り出して、盛大な“前祝い”をしている様子が日本やアルゼンチンなどで報じられた。

 準決勝の試合当日である16日、多くのリーベルプラテンセは地下鉄御堂筋線に乗車するなどして大阪市南部の長居へと移動。5位決定戦が行われる前には、大阪長居スタジアムの周辺にリーベルプラテンセが散見された。彼らの人数は、今年8月に同じ大阪で行われたスルガ銀行チャンピオンシップにおけるそれを凌駕した。

 長居に詰めかけたリーベルプラテンセの中でひときわ目を引いたのは、両手でとある横断幕を掲げた人物。その横断幕には、とあるアルゼンチン人の顔写真とともに「PANADERO PRESENTE(パン屋からのプレゼント)」の文字が赤く刻まれていた。

 横断幕にプリントされた人物は、5月14日にラ・ボンボネーラで行われたコパ・リベルタドーレスのスーペルクラシコでのハーフタイムで、唐辛子スプレー(のちに有毒物質と判明)を噴射したボケンセ(ボカ・ジュニオルスのサポーター)。現地での報道によれば、主犯格は地元でベーカリー(パン屋)を営んでいるアドリアン・ナポリターノ氏とされていて、横断幕にプリントされているのも同氏の顔写真だった。

 現在来日しているリーベルは、クラブW杯出場権を決めるコパ・リベルタドーレスの決勝トーナメントで宿敵ボカと対戦した際、後半開始前にリーベルの選手が出てくる簡易トンネルに催涙スプレーが撒かれた結果、没収試合に。そしてその犯人とみられるアドリアン・ナポリターノ氏が逮捕された上に、ボカはリベルタドーレス失格処分を喰らった。

 横断幕を掲げた人物は、リーベルのリベルタドーレスの優勝を「パン屋からのプレゼント」と陰険に皮肉ったのであった。さらに彼は「ボカは死んでいる」などと歌っていたとのこと。リーベルプラテンセとボケンセは、地球の裏側まで離れても“犬猿の仲”のごとく対立の構図を崩そうとしない。

(記事/Cartao Amarelo)

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