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痛恨の逆転負けを悔やむクラブ・アメリカMFサンブエサ「全員の責任」

2015.12.14

広州恒大戦に出場したクラブ・アメリカMFサンブエサ [写真]=兼子愼一郎

 FIFAクラブワールドカップ2015準々決勝が13日に行われ、クラブ・アメリカは広州恒大に1-2と逆転負けを喫し、5位決定戦へまわることとなった。

 試合後の取材に応じたFWミチェル・アロージョは、「後半途中まではいいプレーができていた。同点に追いつかれた後も集中し、今まで通りのチームでいようと努めていた。ゲームをコントロールし、攻撃的に仕掛けようとしていたが、最後の数分間で逆転され、とても厳しい結果になってしまったね。失点したのはDFのせいではなく、全員の責任だよ」と、先制しながらも終盤に逆転されたことを嘆いた。

 広州恒大のMFパウリーニョやFWロビーニョらブラジル人選手については、「非常に重要な選手だということは戦う前から分かっていた。相手の監督(ルイス・フェリペ・スコラーリ)のことも良く知っている。確かに相手には優れた選手が大勢いるが、クラブ・アメリカは前半、後半を通じて非常にいいプレーをしていたと思うし、試合は自分たちのものだったと思う」と称賛しながらも、ゲームをコントロールしていたのは自分たちだったとの見解を示した。

 また、MFルベンス・サンブエサも終盤の失点を悔やむと、サポーターへの謝罪を口にした。「(残り)5分ぐらいだったんじゃないかな。そこで相手にコントロールされ、試合が難しくなってしまった。勝利を目の前にして逆転され、負けてしまったことを本当に申し訳なく思う」

「全員がこの試合に勝つことを目標としてきたが、最後の5分間で試合をコントロールされ、敗れてしまった。常に我々をサポートしてくれるアメリカニスタには感謝していると同時に、今日の敗戦を申し訳なく思っている。(イグナシオ・アンブリス)監督には続投してほしい。今日の敗戦は監督のせいでもなく、特定の選手のせいでもない。全員に責任がある。頭を上げて再スタートを切らなければならない」

 クラブ・アメリカは16日に5位決定戦でマゼンベと対戦する。

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