アルアハリを下し、初の3位に輝いたモンテレイ
『TOYOTA プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン2012』の3位決定戦が16日に行われ、アフリカ代表のアルアハリと北中米カリブ海代表のモンテレイが対戦。モンテレイが2-0で勝利し、3位に輝いた。
試合後、モンテレイのビクトル・ブセティック監督は以下のように勝利を振り返った。
「とてもハッピーです。この大会は2回目の出場だが、前回よりも上の順位で終われた。表彰台に立てることは幸せだし、メキシコ、北中米カリブ海サッカー連盟にとって名誉なこと」
「アルアハリは、とてもダイナミックなチームで技術も優れている。相手チームの選手たちは今日の試合もハードワークしていた。気迫を感じた。3番(ラミー・ラビア)と25番(ホッサム・アシュール)が優れていた。ポジショニングが良かった」
「このような大会ではすべてのチームに勝つチャンスがある。大会全体を振り返ると、我々はGKが頑張った。ただ、チャンスを決めることができなかった点もある。3試合を行って、アジアのクラブに勝ち、アフリカのクラブに勝ち、ヨーロッパのチームに負けた。バランスの取れた結果、3位になった。大会に参加できて良かったし、これからも勝ち進んでいきたい。次回はより高い位置に行きたい」
「メキシコのサッカーは成長している。日々、前進している。メキシコ代表でも、クラブのレベルでも伸びている。オリンピック、ユースの世界大会、リベルタドーレスでも結果を残しているし、メキシコはこれから先も伸びていくと思う」
「チェルシー戦では集中力が足りず、速い時間帯に失点したが、今日はスペースを消そうと思った」
「エジプトの悲しい政治的な状況は知っている。アルアハリについては、国、大陸を代表してがんばったと思う。今大会の3試合だけでなく、いつも良い試合をしていると思う。政治的なことは残念に思うと同時に、アルアハリをたたえたいと思う」
[写真]=足立雅史