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CL未勝利が続くセルティック、ポステコグルー監督はチームの“姿勢”を悔やむ「同点弾の後…」

2022.10.06

セルティックを率いるポステコグルー監督 [写真]=Getty Images

 セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループF第3節のライプツィヒ戦を振り返った。

 攻撃に強みを持つチーム同士の一戦は、互いに前への圧力を強めるシーンが目立つ。それでも、ゴール前のクオリティで上回ったのはライプツィヒだった。18分にクリストファー・エンクンクが沈めたループシュートはオフサイドの判定で認められなかったものの、27分には再びエンクンクが背後への飛び出しから先制ゴールをマーク。後半にはアンドレ・シルヴァが2点を追加した。一方、セルティックはスタメン出場を果たした旗手怜央、古橋亨梧、前田大然らがゴールに迫るシーンもあったものの、得点は古橋のパスからジョタが挙げた1点のみ。CL未勝利チーム同士の一戦は、3-1でライプツィヒが制した。

 試合後、ポステコグルー監督はイギリスのスポーツチャンネル『BT Sport』のインタビューに登場した。「結果には失望している。だが、決して我々のフットボールを見せられなかったわけではない。1点ビハインドで終えた前半もチャンスを作れていた。確かにライプツィヒの攻撃は脅威だったが、同様に我々も相手にとって危険なプレーができていたと思う」と話し、内容には一定の手応えを示した。一方で、結果を左右した自分たちのプレーについても語っている。

「良い時間帯、そして良い形で同点ゴールを決めることができた。しかし、その後チームは少し消極的だった。パスを繋ぐ時にも積極性を欠いており、次のプレーに繋がらないパスが多かった。2つ目の失点は本当に残念で、あれで試合の流れが変わってしまった」

「あの失点は我々チームの姿勢が招いた結果だ。消極的にパスを繋いだ結果、プレッシャーのない場面でも無意味にジョー(・ハート)にボールが戻ってしまった。相手に狙いを定める時間を与えてしまった。あれはチームのミス、自業自得だ」

 また、ポステコグルー監督は前半に負傷交代を強いられたカラム・マクレガーの状態にも言及。「あまり良くないようだ。最初の失点シーンで膝を痛めていた」と話し、キャプテンが戦線を離脱する可能性も示唆している。

 セルティックはこれでCL3戦を終えて1分2敗と苦しいスタートに。決勝トーナメント進出に望みを繋ぐためには、11日に行われる第4節ライプツィヒ戦での勝利が求められる。本拠地『セルティック・パーク』の大声援を背に、今季のCL初勝利を挙げられるだろうか。

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