クルトワはCLファイナルでビッグセーブ連発 [写真]=Anadolu Agency via Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・決勝戦が28日に行われ、リヴァプールを1-0で下したレアル・マドリードが4シーズンぶり14度目のヨーロッパ王者に輝いた。
同試合ではレアル・マドリードのベルギー代表GKティボー・クルトワがリヴァプールの強力な攻撃陣を前にゴールを許さず、無失点での勝利に貢献。『UEFA.com』のデータによると9つのセーブを記録しており、UEFA(欧州サッカー連盟)選出のプレイヤー・オブ・ザ・マッチにも選ばれていた。
データサイト『OPTA』によると、2003-04シーズン以降のCL決勝戦において、クルトワは史上最多となる9つのセーブを記録した選手となった。なお、CLファイナルでクルトワに次ぐ8セーブを記録したのは、2018-19シーズンのブラジル代表GKアリソン(リヴァプール所属)と2010-11シーズンの元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サール(当時マンチェスター・U所属)となっている。
ファインセーブを連発して“白い巨人”の14度目の戴冠に貢献したクルトワは、試合後『BT Sport』にて喜びを露わにしている。
「自分のキャリアのために、そして自分の名前を歴史に刻むためにも、決勝戦では勝たなければならなかった。今はとても幸せだよ。全体のパフォーマンスには本当に満足していて、チームメイトを誇りに思っている。世界のベストクラブを倒したんだからね。今シーズンのリヴァプールとマンチェスター・Cは信じられないレベルだったと思う。今日もリヴァプールは素晴らしい試合をした。けれども、僕らには1度だけチャンスがあって、それを得点に繋げることができた」