リヴァプールのファビーニョ [写真]=Getty Images
リヴァプールに所属するブラジル代表MFファビーニョが、8日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・セカンドレグのインテル戦に向けてコメントした。7日にイギリス紙『Liverpool Echo』が伝えた。
2月16日に行われたファーストレグでは、敵地に乗り込んだリヴァプールが後半に2ゴールを奪って2-0で先勝。ホームで行われるセカンドレグの前日会見に同席したファビーニョは、ファーストレグを振り返り、「僕にとって、インテルはここ2〜3年、イタリアで最も優れたチームだ。彼らは非常に良いサッカーをする。ファーストレグの前半も彼らの方が良いプレーをしていたけど、ゴールの前では僕らの方が準備できていた。強いチームは、あのような試合でも勝たなければならないし、チャンスをものにしなければならない」とコメント。セカンドレグに向けては、「僕らは彼らに自信を持たせてはいけないし、試合を早い段階で終わらせられるように試みなければならない」とプランを語った。
続けて、ファビーニョは先月27日に行われたカラバオ・カップ決勝チェルシー戦での一幕に言及。同試合にフル出場したファビーニョは、PK戦で“パネンカ”を成功させて優勝に貢献していた。同選手は「試合前日、ルイス・ディアスに『明日PK戦に突入したら、パネンカをやるよ』と言った。彼は信じていなかったけどね! ああいうPKをやるときは、もし外したらドレッシングルームでみんなに殺されると分かった上でやらなければならないんだ」と振り返っている。
リヴァプールはプレミアリーグで1試合消化の多い首位マンチェスター・Cを勝ち点差「6」で追い、FAカップでは7シーズンぶりに準々決勝進出を果たした。ファビーニョは可能性の残っている4冠について「あまり深く考えていない」としつつ、「僕たちはリヴァプールだ。全てを勝ち取るために努力しなければならない」と全大会制覇への意気込みを示している。
By サッカーキング編集部
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