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名門の失墜…ブスケツが21年ぶりのGS敗退に胸中を吐露「プライドが傷つく」

2021.12.09

グループステージ敗退に胸中を吐露したブスケツ [写真]=Getty Images

 バルセロナのスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが、8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループE最終節バイエルン戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 CL・グループE第5節終了時点で2勝1分2敗のバルセロナは、最終節で首位に立つバイエルンと対戦。勝利すれば決勝トーナメント進出が決まる同クラブだったが、34分にFWトーマス・ミュラーのゴールで先制点を奪われると、43分にも失点を許し、0-2で前半を折り返した。さらに、62分に3失点目を喫したバルセロナは万事休す。試合はこのまま0-3で終了し、同クラブは21シーズンぶりにグループステージ敗退となった。

 まず、ブスケツは「悪いことに、僕たちが望んでいたものとは違う。予選通過ができなかったのは、タフで困難な状況であり、痛恨の極み」と悔恨。続けて「様々な要因が重なって、このような形になった。クラブのデリケートな状況、物事が適切に行われていないこと、選手がピッチ上で不足していること…。すべてが状況を非常に複雑にしている」とクラブを取り巻く環境が原因になったことを明かした。

 また、グループE3位に転落したバルセロナはヨーロッパリーグ(EL)への参入が決定。ブスケツは「痛いよ、プライドが傷つく。自分たちでこのような事態を招いてしまった。チャンピオンズリーグを目指していたから、ヨーロッパリーグでプレーするのはもちろん苦痛だ」と胸中を吐露した。

 最後に、ブスケツは「少し前までは、多くのチームがこのような状況を経験していたこと。チェルシーやバイエルン自身もこのような状況を経験している。正しいことをすれば、バルサは素晴らしいクラブ」と告白。さらに「現在は、経営陣の交代、スタッフの入れ替え、経済的な問題…。一歩後退している。最高の状況ではないし、望んでいた状況でもないけど、悪い時には悪い時なりの対応も必要なんだ」とクラブの現状に言及した。

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