CLグループステージ第1節が各地で行われた [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節が14〜15日に各地で行われた。
昨季王者のチェルシーはホームでゼニトと対戦。守備を固めるゼニトを相手に苦戦を強いられたものの、69分にセサル・アスピリクエタのクロスからロメル・ルカクが頭で決勝ゴールを奪い、大会連覇へ向けて白星スタートを飾った。同組のユヴェントスも、敵地でマルメを3ゴールで下している。
一昨シーズンの大会王者であるバイエルンは、敵地でバルセロナとのビッグマッチを迎えた。34分に“バルサ・キラー”トーマス・ミュラーのゴールで先制すると、56分と85分にもエースのロベルト・レヴァンドフスキが追加点。ゲーム内容でもバルセロナを圧倒し、快勝スタートを切っている。
南野拓実が所属するリヴァプールはミランとホームで対戦。先制に成功したものの、ミランが前半終了間際に立て続けにゴールを奪い、リヴァプールは1点を追いかける形に。だが49分にモハメド・サラーのゴールで追いつくと、69分にはジョーダン・ヘンダーソンが目の覚めるようなハーフボレーを突き刺し、この得点で激戦を制した。なお、ベンチ入りした南野に出番はなかった。
昨季決勝まで駒を進めたマンチェスター・Cは、ホームで難敵ライプツィヒに大勝。新加入のジャック・グリーリッシュの活躍もあり、6ゴールを重ねて乱打戦を制している。一方、このグループのもう1つの本命となるパリ・サンジェルマンは、リオネル・メッシが初先発を果たしたもののクラブ・ブルージュを相手に苦戦を強いられドローに。キリアン・エンバペの負傷交代もあり、先行きに不安を残す結果となった。
大型補強で注目を集めるマンチェスター・Uは、敵地でヤング・ボーイズと対戦。クリスティアーノ・ロナウドの一撃で幸先よく先制したものの、前半のうちに退場者を出すと、追いつかれて迎えた後半アディショナルタイムにミスから決勝点を与えてしまい、まさかの黒星スタートとなってしまった。
こちらも注目を集めたインテルとレアル・マドリードのビッグカードは、ティボー・クルトワとサミール・ハンダノヴィッチの両GKの活躍もありスコアレスで試合が進む。すると迎えた89分、レアルは新加入のエドゥアルド・カマヴィンガのアシストから最後はロドリゴがボレーシュートを決め、これが値千金の決勝ゴールに。劇的勝利のレアルが敵地から勝ち点3を持ち帰っている。
なお、第2節は9月28日から29日にかけて開催される。
■第1節の結果
▼グループA
9月15日開催
マンチェスター・C 6-3 ライプツィヒ
クラブ・ブルージュ 1-1 パリ・サンジェルマン
1位:マンチェスター・C(勝ち点3)
2位:クラブ・ブルージュ(勝ち点1)
2位:パリ・サンジェルマン(勝ち点1)
4位:ライプツィヒ(勝ち点0)
▼グループB
9月15日開催
リヴァプール 3-2 ミラン
アトレティコ・マドリード 0-0 ポルト
1位:リヴァプール(勝ち点3)
2位:アトレティコ・マドリード(勝ち点1)
2位:ポルト(勝ち点1)
4位:ミラン(勝ち点0)
▼グループC
9月15日開催
スポルティング 1-5 アヤックス
ベジクタシュ 1-2 ドルトムント
1位:アヤックス(勝ち点3)
2位:ドルトムント(勝ち点3)
3位:ベジクタシュ(勝ち点0)
4位:スポルティング(勝ち点0)
▼グループD
9月15日開催
シェリフ・ティラスポリ 2-0 シャフタール
インテル 0-1 レアル・マドリード
1位:シェリフ・ティラスポリ(勝ち点3)
2位:レアル・マドリード(勝ち点3)
3位:インテル(勝ち点0)
4位:シャフタール(勝ち点0)
▼グループE
9月14日開催
バイエルン 3-0 バルセロナ
ベンフィカ 0-0 ディナモ・キエフ
1位:バイエルン(勝ち点3)
2位:ベンフィカ(勝ち点1)
2位:ディナモ・キエフ(勝ち点1)
4位:バルセロナ(勝ち点0)
▼グループF
9月14日開催
ヤング・ボーイズ 2-1 マンチェスター・U
ビジャレアル 2-2 アタランタ
1位:ヤング・ボーイズ(勝ち点3)
2位:ビジャレアル(勝ち点1)
2位:アタランタ(勝ち点1)
4位:マンチェスター・U(勝ち点0)
▼グループG
9月14日開催
セビージャ 1-1 ザルツブルク
リール 0-0 ヴォルフスブルク
1位:セビージャ(勝ち点1)
1位:ザルツブルク(勝ち点1)
1位:リール(勝ち点1)
1位:ヴォルフスブルク(勝ち点1)
▼グループH
9月14日開催
マルメ 0-3 ユヴェントス
チェルシー 1-0 ゼニト
1位:ユヴェントス(勝ち点3)
2位:チェルシー(勝ち点3)
3位:ゼニト(勝ち点0)
4位:マルメ(勝ち点0)