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マンCが待つ決勝に進むのは? チェルシーvsレアル・マドリードについて知っておきたい7つのこと

チェルシーとレアル・マドリードが再び対戦する [写真]=Getty Images

 5日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグでは、チェルシーがレアル・マドリードをホームに迎える。

 4月27日に行われたファーストレグは両者譲らず、1-1のドロー。決勝への切符を掴むのは、果たしてどちらのチームになるだろうか。

 注目の大一番について、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』の情報から7つのトピックを紹介する。

■1-1はレアルにとって鬼門のスコア

 レアル・マドリードは高い壁に挑むことになる。彼らがホームでの準決勝ファーストレグを「1-1」で終えたのは前身のヨーロピアン・カップ時代を含めて今回が4度目のことになるが、過去3回はいずれも決勝戦に進むことができなかったからだ。1975-76シーズンはバイエルン、1987-88シーズンはPSV、1988-89シーズンはミランを前に準決勝敗退を余儀なくされている。準決勝以外で、ホームでのファーストレグを「1-1」で終えたときも、次ラウンドへ突破したのは過去1度だけ。2012-13シーズンのラウンド16で、マンチェスター・U相手に2戦合計3-2の勝利を収め、ベスト8に駒を進めた。敵地で祝杯を挙げることはできるだろうか。

■チェルシーはレアル戦無敗

 一方、チェルシーにとって「アウェイでのファーストグ、1-1のドロー」は悪くない結果だ。過去を振り返っても、同じ条件でセカンドレグを迎えた場合、1度しか敗退を経験していない。2007-08シーズンのCL準決勝では、リヴァプール相手にファーストレグをアウェイで戦い1-1、ホームでの第2戦を3-2で勝利し、クラブ史上初の決勝進出を決めた。なお、チェルシーはレアル・マドリードに負けたことがなく、過去4戦は2勝2分。欧州カップ戦において、レアル・マドリード以上に無敗を維持しているのはシャルケ(4勝2分)だけとなっている。この試合、スコアレスドローでも勝ち抜けが決まるチェルシーにとっては心強いデータだろう。

■スペイン勢の天敵トゥヘル監督
トーマス・トゥヘル

 ジダン監督のもとで戦ったCLは、過去4回のうち3大会で優勝。決勝進出の確率75%を誇るレアル・マドリードに立ちはだかるのが、チェルシーのトーマス・トゥヘル監督だ。ドイツ人指揮官は、CLでスペイン勢に負けたことがない(3勝3分)。なお、監督として臨むCLのホームゲームは過去18戦でわずか4敗(12勝2分)。さらに48得点(1試合平均2.7ゴール)を記録するなど、圧倒的な内容を披露している。ファーストレグの結果を受けて、スコアレスドローでも勝ち抜けが決まるが、前日会見では「勝利を目指して準備を行う。それだけだ。それ以外の準備法はない」と断言。不敗神話の継続なるか。

■S・ラモス、アザールの先発は?

セルヒオ・ラモス、エデン・アザール

S・ラモス(左)とアザール(右)

 レアル・マドリードで注目されるのが、セルヒオ・ラモスとエデン・アザールだろう。前者はふくらはぎのケガから回復し、約1カ月半ぶりのメンバー復帰。精神的支柱でもあるキャプテンの存在がチームに与える影響は大きいものの、2021年に入ってからはクラブで4試合の出場に留まっており、万全の状態とは言い難い。スペイン紙『マルカ』も『アス』も先発を予想しているが、Webアンケートでは約3割の回答者がスタメン起用に反対しており、ジネディーヌ・ジダン監督の決断に注目が集まる。

 一方、これが『スタンフォード・ブリッジ』への凱旋試合となるアザールも、先発濃厚とされている。1日のオサスナ戦では先発復帰を果たし、約75分間プレー。相手GKの好セーブに阻まれたものの、決定的なシュートを放ち、カリム・ベンゼマとの相性の良さも改めて披露した。決勝進出のためにはゴールが必要なレアル・マドリードにとって、“背番号7”の活躍は必須。古巣相手に真価を発揮できるかどうかは、彼の今後のキャリアをも左右しそうだ。

■背番号10の輝き
クリスティアン・プリシッチ

 チェルシーでは、アザールも着用した“背番号10”を託された男――クリスティアン・プリシッチが好調だ。4月以降は公式戦8試合に出場して4ゴールをマーク。レアル・マドリードとのファーストレグでは先制点を決め、CL準決勝で得点を挙げた初のアメリカ人選手となった。もっとも、彼が目指すのは、レアル・マドリード戦初勝利。前所属のドルトムント時代を含め、レアル・マドリードとはこれまで5度対戦したが、3分2敗と白星を挙げたことがない。2016年にドルトムントでプロデビューのチャンスを与えてくれた恩師トゥヘルと共に初勝利、そしてファイナル進出を目指す。

■主審にも要注目

 この大一番で主審を務めるのは、イタリア出身のダニエレ・オルサート氏だ。前回大会の決勝戦、パリ・サンジェルマン対バイエルンを担当したレフェリーだが、レアル・マドリードにとっては“歓迎すべき主審”というわけではない。昨季のラウンド16ファーストレグでマンチェスター・Cをホームに迎えた試合では、相手にPKを与えるだけでなく、S・ラモスに一発退場を命じた。さらに議論を呼んだのが、ガブリエウ・ジェズスの同点弾のシーン。ヘディングシュートを放つ前に、同選手がS・ラモスの背中を押していたようにも見えたが、オルサート主審は得点を認めた。レアル・マドリード陣営はこの判断に納得できず、ヴィニシウス・ジュニオールは試合後に「いつも僕たちに不利な判定が下される」と不満をこぼしている。今回はその試合以来となるレアル・マドリード戦のジャッジになり、一挙手一投足に注目が集まるだろう。

■予想オッズは?

 マンチェスター・Cが待つ決勝へ駒を進めるのは、どちらのチームなのか。イギリスの大手ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』が発表する予想オッズを見てみよう(日本時間5日15時時点)。この試合の勝利オッズは、チェルシーが「2.2倍」、レアル・マドリードが「3.5倍」となっている。ケガ人が次々に復帰してきたレアル・マドリードと言えども、チェルシーが優勢と見られているようだ。また決勝への勝ち抜けオッズも、チェルシーが「1.53倍」であるのに対して、レアル・マドリードは「2.37倍」。第1戦でアウェイゴールを手にしたチェルシーの優位は揺るがない。とはいえ、ジダン監督率いるレアル・マドリードはCLで数々の偉業を成し遂げてきた。今回も予想を覆す戦いを見せてくれるはずだ。欧州最高峰の戦いを見逃す手はない。

(記事/Footmedia)

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