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注目の大一番…PSG対バイエルンについて知っておきたい7つのこと

13日にCL準々決勝第2戦でPSGとバイエルンが対戦する [写真]=Getty Images

 13日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝では、パリ・サンジェルマン(PSG)がホームにバイエルンを迎える。

 7日に行われたファーストレグは、PSGが3-2で勝利。バイエルンはホームで先勝を許した。昨シーズンの決勝ではバイエルンがPSGを下して王者に輝いたが、今回ベスト4に勝ち進むのはどちらのチームになるだろうか。

 注目の大一番について、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』の情報から7つのトピックを紹介する。

[写真]=Getty Images

▼PSGが借りを返したファーストレグ


 通算10度目の対戦となったファーストレグで、PSGは昨季決勝の借りを返した。バイエルンにとっては、CLで20試合ぶりの敗戦。公式戦のホームゲームの無敗記録も「32」でストップした。その試合後に話題になったのが、両チームのスタッツ。ボール支配率は61%対39%、シュート数も31本対6本(枠内シュートも12本対4本)とPSGを圧倒したバイエルンだったが、ホームで痛恨の敗戦を喫している。CL初黒星を味わったハンス・ディーター・フリック監督も「ゴール前での決定力は不十分だったし、効率もよくなかった」と試合を振り返った。

バイエルン逆転の可能性は3.5%!?


 ファーストレグで敗れたバイエルンに逆転の可能性はあるのだろうか。過去のデータを紐解くと、欧州カップ戦の2試合制において、アウェイでのファーストレグを3-2で勝利したチームが次のラウンドに勝ち進んだ確率は96.5%になるという。つまり統計上で、バイエルンが勝ち上がる可能性は3.5%しかない。前回王者にとっては非常に厳しい状況だと言える。なおバイエルンが前年度王者として臨んだ過去2回のCLは、2001-02シーズンが準々決勝、2013-14シーズンが準決勝での敗退だった。いずれもレアル・マドリードに敗れているが、今回はPSG相手に逆転劇を起こすことができるだろうか。

▼逆転突破のキーマンは?


 バイエルンでは、負傷離脱中のロベルト・レヴァンドフスキとセルジュ・ニャブリがファーストレグに続いて欠場することが決定。エースの不在は痛いが、それでも公式戦64試合連続で得点を挙げており、トーマス・ミュラーやキングスレイ・コマンなど攻撃の駒は揃っている。逆転突破に向けては、むしろ失点しないことの方が重要で、“守護神”マヌエル・ノイアーの活躍が欠かせないだろう。バイエルンは今季公式戦43試合を戦って51失点。ノイアーが加入した2011-12シーズン以降では最悪のペースで失点を重ねている。彼らが志向するハイプレス&ハイラインのサッカーは相手のカウンターを許しやすく、ノイアーの好守が絶対不可欠。最後の砦となってPSG攻撃陣をシャットアウトできるかどうかは、ベスト4入りへの大きなポイントとなりそうだ。

▼大舞台に強いエンバペ


 一方、PSGの注目選手は、キリアン・エンバペになるだろう。22歳の神童はとにかく大舞台に強い。CL通算27ゴールのうち、約半数の13ゴールを決勝トーナメントで奪っており、1試合平均得点はグループステージの「0.56」を上回る「0.72」を叩き出している。決勝トーナメントで得点を記録した相手は、今大会のバルセロナとバイエルンに加えて、マンチェスター・U、ユヴェントス、マンチェスター・Cなどビッグクラブばかり。ファーストレグのリードを守りたいPSGだが、1点とればバイエルンは勝ち抜けのために少なくとも3点が必要になるため、エンバペのゴールに期待がかかる。

▼PSG指揮官の苦い思い出


 PSGのマウリシオ・ポチェッティーノ監督にとっては、苦い思い出を払拭する一戦と言える。トッテナムを率いていた2019年10月、CLのグループステージでバイエルンをホームに迎えると、2-7の歴史的大敗を喫した。相手の強さを痛いほど知っている指揮官はだからこそ、今回のファーストレグで勝利した後も浮かれた様子はなく、セカンドレグに向けても「バイエルンは現時点で世界最高のチーム」、「彼らをとてもリスペクトしている」と謙虚な姿勢を崩していない。ファーストレグでは、主将でDFリーダーのマルキーニョスが負傷交代。このセカンドレグの出場は絶望的で、指揮官の采配力がいつも以上に問われるゲームとなる。

▼昨季決勝と同じ主審


 この試合で主審を務めるのは、イタリア人レフェリーのダニエレ・オルサート氏。両チームが激突した前回大会の決勝でも主審を務めた人物だ。昨季のセリエAを担当した主審のうち、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の平均採点が最も高かったレフェリーであり、2020年には国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)から最優秀レフェリーに選出されている。世界のトップレフェリーの一人であり、このカードに相応しい審判だと言えるだろう。両チームの選手たちも判定に惑わされることなく、全力でプレーすることが期待できる。

▼予想オッズは?

 イギリスの大手ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』はこの試合の勝利オッズを発表(日本時間13日15時現在)。それによると、PSGの勝利には「2.9倍」、バイエルンの勝利には「2.25倍」のオッズが設定されている。CLで決勝トーナメント通算100試合目のゲームを迎えるバイエルンが優勢という予想のようだ。ただベスト4への勝ち抜けオッズは、バイエルンが「3.25倍」であるのに対して、PSGは「1.33倍」。敵地で3ゴールを挙げて勝利しているPSGの優位は揺るがない。果たして、PSGがリベンジを完遂するのか、それともバイエルンが王者の底力を見せるのか。意地と意地のぶつかり合いから目が離せない。

(記事/Footmedia)

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