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CLラウンド16が終了…イギリスの統計サイトが選ぶ最も活躍した選手は?

2021.03.18

CLラウンド16で最も高い評価を得た選手は? [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)が17日までに行われ、ベスト8に進出するチームが決まった。

 ピッチ上ではハイレベルな攻防が繰り広げられたが、最も活躍した選手は誰なのか。今回はイギリスの統計サイト『WhoScored.com』による2試合(第1戦/第2戦)の平均採点をもとに、最も高い評価を受けた選手をランキング化。トップ10に名を連ねたプレーヤーたちを紹介する。
※本文中のデータはすべて『WhoScored.com』を参照

10位 ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード) 平均7.67ポイント

vsアタランタ(第1戦:7.47ポイント/第2戦:7.87ポイント)

ルカ・モドリッチ

ルカ・モドリッチ [写真]=Getty Images

 セルヒオ・ラモスとカリム・ベンゼマが負傷欠場となった第1戦、カゼミーロを出場停止で欠いた第2戦と、2試合続けて驚異的なパフォーマンスを披露。第2戦では先制点をアシストすると、その後も巧みなボールタッチとゲームコントロールで勝利に貢献し、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。「また27歳に戻ったみたいな気分だよ!」と試合後のインタビューで答えたように、躍動感あふれるプレーの連続で35歳という年齢を全く感じさせなかった。

9位 サディオ・マネ(リヴァプール) 平均7.7ポイント

vsライプツィヒ(第1戦:8.07ポイント/第2戦7.32ポイント)

サディオ・マネ

サディオ・マネ [写真]=Getty Images

 ファーストレグ、セカンドレグと2試合続けて得点をマーク。UEFA(欧州サッカー連盟)が選出するマン・オブ・ザ・マッチはモハメド・サラーとファビーニョに譲ったものの、『WhoScored.com』による第1戦のレーティングはチーム最高の8.07ポイントだった。同試合では、チーム最多のシュート数(4)と空中戦勝利数(6)を記録。苦しい状況にあったチームを救う活躍を見せた。

8位 セサル・アスピリクエタ(チェルシー) 平均7.71ポイント

vsアトレティコ・マドリード(第1戦:8.05ポイント/第2戦:7.37ポイント)

セサル・アスピリクエタ

セサル・アスピリクエタ [写真]=Anadolu Agency via Getty Images


 2013-14シーズン以来のCL8強進出を決めたチェルシーで最も評価が高かったのは、キャプテンのアスピリクエタだ。チーム最高点を叩き出したファーストレグから安定した守備を披露。ルイス・スアレスやジョアン・フェリックスらを擁するアトレティコに対して、2試合連続の完封勝利を収めた。トーマス・トゥヘル新体制発足後、プレーしなかったのは1試合だけ。出場した12試合はすべてフル出場を果たすなど、指揮官からの信頼は厚い。

7位 レロイ・サネ(バイエルン) 平均7.81ポイント

vsラツィオ(第1戦:8.1ポイント/第2戦:7.51ポイント)

レロイ・サネ

レロイ・サネ [写真]=Getty Images

 今季加入当初はケガもあって期待されたほどのインパクトを残せなかったが、この決勝トーナメント1回戦では“バイエルンの10番”に相応しいパフォーマンスを披露。緩急を自在に操るドリブルでラツィオ守備陣を翻弄すると、第1戦では1ゴールを奪ってチームの大勝に貢献した。本人も「どんどんフィーリングは良くなっている」と認めており、大会連覇に向けてさらなる活躍が期待できそうだ。

5位タイ ケイラー・ナバス(パリ・サンジェルマン) 平均7.83ポイント

vsバルセロナ(第1戦:7.08ポイント/第2戦:8.58ポイント)

ケイラー・ナバス

ケイラー・ナバス [写真]=Icon Sport via Getty Images

 GKとして唯一のトップ10入りを果たした。第2戦では、リオネル・メッシに強烈なミドルシュートを突き刺されたが、その後に訪れたPKは見事にセーブ。「第1戦とは逆方向に蹴ってくるんじゃないかと思った」と、完璧な読みでチームを救った。当然のようにマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、各メディアから「救世主」と称えられた。

5位タイ フェデリコ・キエーザ(ユヴェントス) 平均7.83ポイント

vsポルト(第1戦:7.4ポイント/第2戦:8.26ポイント)

フェデリコ・キエーザ

フェデリコ・キエーザ [写真]=Getty Images

 まさかのベスト16敗退となったユヴェントスで、一躍評価を高めたのがキエーザだ。2試合で3ゴールを奪う活躍を見せ、チームの希望となった。右でも左でもプレーでき、前線からのプレスも怠らない。大舞台での勝負強さも見せつけ、「今後のユヴェントスを担う選手」と期待されている。今夏開催されるEURO2020でも、注目すべき選手の一人になりそうだ。

4位 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン) 平均8.14ポイント

vsラツィオ(第1戦:8.62ポイント/第2戦:7.32ポイント)

 ラツィオ相手に2試合連続でゴールを決めたが、さらに多くの得点を奪っていてもおかしくなかった。それほど圧倒的な差を見せつけたと言える。CLではここ16試合で20ゴールをマ―ク。通算得点数を「73」とし、クリスティアーノ・ロナウド(134)とリオネル・メッシ(120)に次ぐ歴代単独3位に浮上した。次に対戦する相手も、その脅威を目の当たりにすることだろう。

3位 アドリアン・ラビオ(ユヴェントス) 平均8.14ポイント

vsポルト(第1戦:7.53ポイント/第2戦:8.75ポイント)

アドリアン・ラビオ

アドリアン・ラビオ [写真]=Getty Images

 敗退したユヴェントスから2人目のトップ10入り。第1戦ではキエーザの得点をアシストし、第2戦ではチームの3点目となるゴールを奪った。第2戦はその他、空中戦勝利数(5)とシュート数(5)がチーム最多タイを記録するなど、奮闘した。それらがチームの8強進出に結びつかなかったことは残念だが、アンドレア・ピルロ体制では欠かせない存在となっている。

2位 アーリング・ハーランド(ドルトムント) 平均8.64ポイント

vsセビージャ(第1戦:8.89ポイント/第2戦:8.38ポイント)

アーリング・ハーランド

アーリング・ハーランド [写真]=Getty Images

 “新怪物”と称されるだけのことはある。セビージャとの2試合で4ゴールを叩き出し、CL史上初の4試合連続2ゴールを達成。デビューからわずか14試合でCLの通算得点数が「20」の大台に到達し、こちらも大会史上最速の記録となった。今大会の得点ランキングでも2位以下に4ゴール以上の差をつけてトップに立ち、その勢いはとどまるところを知らない。20歳の次なる新記録に要注目だ。

1位 キリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン) 平均8.74ポイント

vsバルセロナ(第1戦:10ポイント/第2戦:7.48ポイント)

キリアン・エンバぺ

キリアン・エンバぺ [写真]=Icon Sport via Getty Images

 決勝トーナメント1回戦で、最も高い評価を受けたのはエンバペだった。敵地での第1戦はハットトリックを達成。その試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、『WhoScored.com』も満点の10ポイントを同選手に与えた。今季こそ悲願のビッグイヤーを手にすることができるのか。また、ハーランドとの新スター対決は実現するのか。今後の戦いからも目が離せない。

(記事/Footmedia)

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