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アタランタ対レアル・マドリードについて知っておきたい7つのこと

アタランタとレアル・マドリードがCL・ラウンド16で激突する [写真]=Getty Images

 24日のチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグでは、アタランタが本拠地『スタディオ・ディ・ベルガモ』にレアル・マドリードを迎える。

 昨シーズン、CL初出場にしてベスト8進出を果たしたアタランタは、リヴァプールに次ぐグループ2位で決勝トーナメントに進出。大会最多優勝を誇るレアル・マドリードは、グループステージで2敗を喫しながら、首位通過を決めた。

 今回が初対戦となる両チーム。果たして先に勝利を挙げるのはどちらになるか。ここでは、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』の情報をもとに、7つのトピックを紹介する。

■通算100試合目のメモリアルゲーム

 レアルは今回のアタランタ戦が、CLの決勝トーナメント通算100試合目(決勝戦を含む)。これは史上初の快挙になる。大会が現行のフォーマットとなった2003-04シーズンから、レアルは18シーズンすべてでCLの決勝トーナメントに進出。これも唯一の偉業だ。なおCLに2回以上出場したチームの中で、100%の確率で決勝トーナメントに進出しているのがレアル・マドリード(25回)とアタランタ(2回)。CLにおける実績は天と地ほどの差があるものの、意外な共通点を持つ2クラブの対戦になる。

■負傷者続出のレアル

エデン・アザール、カリム・ベンゼマ

アザール(左)、ベンゼマ(右)ら負傷者が続出 [写真]=Getty Images


 大一番を迎えるレアルだが、トップチーム登録の9選手がケガで離脱中。今回の試合に招集された19名のうち、トップチーム登録のフィールドプレーヤーは11名しかいない。負傷者リストに名を連ねるのは、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス、フランス人FWカリム・ベンゼマ、ベルギー代表FWエデン・アザール、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ、ブラジル代表FWロドリゴ、ブラジル代表DFエデル・ミリトン、元ブラジル代表DFマルセロ、スペイン代表DFダニエル・カルバハル、スペイン人DFアルバロ・オドリオソラと、出場可能なメンバーよりもむしろ、こちらの方が豪華と言っても過言ではない。とはいえ、ジネディーヌ・ジダン監督は「私には最高の選手たちがいる」と口にし、「勝利以外で満足することは決してない」と必勝を誓っている。

■S・ラモス依存を打破できるか

セルヒオ・ラモス

絶大な影響力を誇る“キャプテン”セルヒオ・ラモス [写真]=Getty Images


 キャプテンの不在はどのチームにとっても痛手だが、レアル以上にその影響の大きさを感じさせるチームは存在しないだろう。2017-18シーズン以降、S・ラモスが欠場したCLは11試合で3勝8敗。勝率はわずか27%となっている。過去2シーズンを振り返っても、CL敗退が決まったゲームでS・ラモスは欠場していた。今回の試合でセンターバックコンビを形成することが濃厚なスペイン人DFナチョ・フェルナンデスとフランス代表DFラファエル・ヴァラン、そして守護神のベルギー代表GKティボー・クルトワにかかる期待は大きい。

■イタリア勢との相性抜群

 多くの主力を欠くレアルだが、イタリア勢との相性はいい。欧州カップ戦では、イタリア勢を相手に最近11試合で10勝1敗。2018年4月にホームで行われたユヴェントス戦(1-3)に負けただけだ。さらにイタリアで戦ったCLは5連勝中で、12得点1失点と内容も申し分ない。なお、ジダン監督は1996年から2001年にかけてユヴェントスでプレーし、アタランタと4回対戦。2勝1分け1敗の成績を残している。“カルチョ”を熟知する指揮官の存在は、レアルにとって非常に心強い。

■セリエA最強の攻撃力

ルイス・ムリエル、ドゥバン・サパタ

ムリエル(左)とサパタ(右)は得点を量産しチームをけん引 [写真]=Getty Images


 今冬の移籍市場で、“10番”を背負っていたアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ゴメスが電撃退団。それでも、アタランタの攻撃力は全く落ちていない。2021年に行われた公式戦14試合で34ゴールをマーク。1試合平均2.4ゴールを叩き出し、直近のナポリ戦では、今季公式戦8度目となる1試合4ゴールを記録した(4-2で勝利)。コロンビア代表FWルイス・ムリエル(17ゴール)と同代表FWドゥバン・サパタ(13ゴール)の2トップがチーム総得点の4割以上を叩き出しているが、絶賛ブレイク中のイタリア代表MFマッテオ・ペッシーナや爆発的な左足を持つヨシップ・イリチッチ、超攻撃的ウイングバックと称されるドイツ代表DFロビン・ゴセンスなど、どこからでも得点を奪えるのが最大の強みだ。スペクタクルな攻撃は見るものすべてを楽しませてくれる。

■意外な接点

ジャン・ピエロ・ガスペリーニ

アタランタを率いるガスペリーニ監督 [写真]=Getty Images


 アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督とジダン監督にとっても、これが初対戦となるが、両者には意外な接点がある。ジダン監督が現役時代にユヴェントスでプレーしていた際、ガスペリーニ監督は同クラブのユースチームを率いていたのだという。「自分のチームの練習が終わると、トップチームの練習を見に行っていたんだ。そこで彼が見せるプレーにくぎ付けだったよ。当時は他の誰とも比較できない絶対的な選手だった」。イタリア人指揮官は当時をそう振り返り、「明日はジダンがプレーしなくて良かった」と冗談までこぼした。“監督”ジダンと初めて対峙する今回はどんな印象を抱くだろうか。

■予想オッズは?

 地力に勝るレアルだが、主力の多くを欠いて臨むこの試合では苦戦が予想される。英国大手ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』が発表している勝利オッズ(日本時間24日正午現在)も、アタランタが「2.37倍」であるのに対して、レアルが「2.9倍」。アタランタが優勢だと予想している。一方、準々決勝への勝ち抜けオッズは、アタランタが「2.37倍」、レアルが「1.53倍」と形勢逆転。ファーストレグでは劣勢が予想されるレアルだが、ケガ人も戻ってくるセカンドレグでの逆転が可能と予想されている。だからこそアタランタにとっては、ファーストレグの結果が非常に大きな意味を持つだろう。“180分の戦い”とは言うものの、この90分で明暗が大きく分かれるかもしれない。

(記事/Footmedia)

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