コンテ監督がコメントした [写真]=Getty Images
インテルを率いるアントニオ・コンテ監督がチャンピオンズリーグ(CL)グループステージを終えコメントした。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
インテルはCLグループステージ最終戦でシャフタールと対戦しスコアレスドローに終わった。勝ち点6で最下位となり今シーズンのCLを終えたコンテ監督は「勝利への渇望」が無かったのではないかと問われ、「自分の意見を持つのは構わない」としつつも苛立ちながら次のように応じた。
「自分の意見を持つのは構わない。それはリスペクトする。だが私はそうは思わない。チームは必要なことはすべてやった。シャフタール戦で2試合に渡り、ノーゴールというのは信じられないことだ。決意が欠けていたとは全く思わない。選手たちは今夜、全力を尽くしてくれた」
「頭を冷やしてすべてを評価しなければならない。このように終わった後ではなくね。悔しく失望は大きいが、決意や集中力、攻撃力が欠けていたとは絶対に思わない。我々にはゴールが生まれなかったし、CLキャンペーンを通して、審判やVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)にも恵まれなかった。過去にさかのぼって、見られなかった、そして評価されなかったすべての状況を見てみるとね。しかし、ゴールを決めなければ勝てないんだ」
スカイで解説を務めるファビオ・カペッロ氏の「どうしても勝ちたいという気持ちが無かったのではないか」という意見には「それについて答えることはないよ」とコメント。「うまくいかなかった時のプランBはあるのか」と問われると「プランBも用意していた。でもここでは話せない。そうしないとさらなる失敗を招く。ここで話せばそれも対策されてしまうからね」と返した。
インテルは昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)準決勝で対戦した際には5-0で圧勝。2戦連続のスコアレスドローとなった理由を記者に問われたコンテ監督はフラストレーションをためながら次のようにコメントした。
「シャフタールはここに来て、我々を抑えるためだけの戦術に変えた。彼らは5-0で負けたからね。それが彼らが戦術を変えた理由だ。聞く前に自分で考えてくれ!」