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マンU指揮官、退場のフレッジを擁護「あれはイエローではない」

2020.12.03

PSG戦で退場となったフレッジ [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督が、パリ・サンジェルマン(PSG)戦で退場となったブラジル代表MFフレッジを擁護した。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節が2日に行われ、マンチェスター・UはPSGと対戦し、1-3で敗れた。注目が集まっているのは70分に2枚目のイエローカードを受け、退場となったフレッジに対する判定。先にボールに触れていたタックルだったものの、主審はイエローカードを提示し、同選手は退場となった。

 この判定にスールシャール監督は「あれはイエローカードではない。審判もミスだったと気づいているはずだ。こういうことは時々ある。そして、残念ながらそれについてはどうすることもできない。しかし明らかな間違いだったことは確かだ。クリーンでフェアなチャレンジだったのだからね」と不満を口にした。

 一方で、フレッジは22分に退場となるべきだったという声も上がっている。同選手は相手MFレアンドロ・パレデスと口論の末に頭突きを見舞い、主審のオンフィールドレビューの結果、イエローカードが提示されていた。

 一発退場とならなかったことにスールシャール監督は「フレッジは彼に頭を突き出すべきではなかった。それはするべきではない。だから彼は少しラッキーだったと思う。私は何もないか、レッドカードのどちらかだと思った。プレーを続けられたのは少しラッキーだったかもしれない」と幸運だったことを認めた。

 CLグループステージの5試合を終えたマンチェスター・Uは3勝2敗、勝ち点「9」で得失点の差で首位に立っているが、2位PSGと3位ライプツィヒが勝ち点「9」で並ぶ混戦となっている。

 8日に行われる最終節のライプツィヒ戦に向けてスールシャール監督は「勝つために試合に挑む。こうした試合での戦いにおいて、チームは着実に成長していると感じている。今日は少し決定力が足りなかった。それさえあれば、今頃笑っていたはずだ」と意気込みを語った。

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