ポルトとマンチェスター・Cは引き分け [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節が12月1日に行われ、FW中島翔哉が所属するポルトとマンチェスター・Cが対戦した。中島はベンチ入りしたが、出番は回ってこなかった。
3勝1敗で2位のポルトと4連勝で首位のマンチェスター・Cが激突した。ポルトはこの試合で引き分け以上だとグループ突破が決まり、マンチェスター・Cはすでに8シーズン連続の決勝トーナメント進出を決めている。
試合の主導権を握ったマンチェスター・Cは22分、カウンターでフェラン・トーレスがペナルティエリアに抜け出したが、GKとの一対一を決めきれず。さらに抜け出したところでオフサイドの判定となった。37分にはラヒーム・スターリングがエリア左に切り込んで右足を振り抜いたが、シュートはライン上のDFにブロックされた。
後半に入ってマンチェスター・Cは58分にビッグチャンス。フィル・フォーデンが左サイドから前線へスルーパスを送ると、スピードに乗ったスターリングがDFを追い越してエリア右へ抜けたが、シュートはGKアグスティン・マルチェシンの好セーブに阻まれた。
さらに69分には、フェルナンジーニョが右サイドからクロスを入れると、スターリングとルベン・ディアスがゴール前に飛び込んだが、ゴールに押し込めず。こぼれ球に反応したトーレスがオーバーヘッドキックで狙うが、これもGKマルチェシンにセーブされた。
チャンスを生かせないマンチェスター・Cは80分、ベルナルド・シルヴァが右サイドから鋭いクロスを送ると、中央のガブリエル・ジェズスがヘディングシュート。一度はGKマルチェシンにセーブされたものの、ジェズスが自らこぼれ球を押し込んでついにネットを揺らす。しかし、VARにより直前にオフサイドがあった判定となり、得点は認められなかった。
試合はこのままスコアレスで終了。マンチェスター・Cは最後まで得点を奪えなかったものの、勝ち点1を重ねて首位突破が決まった。また、耐えきって勝ち点1を得たポルトは2シーズンぶりの決勝トーナメント進出を決めた。
次節は12月9日に行われ、ポルトはアウェイでオリンピアコスと、マンチェスター・CはDF長友佑都とDF酒井宏樹が所属するマルセイユと対戦する。
【スコア】
ポルト 0-0 マンチェスター・C