[写真]=Anadolu Agency via Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節が12月1日に行われ、シャフタールとレアル・マドリードが対戦した。
レアル・マドリードはホームでの第1節でシャフタールに2-3で敗れて黒星スタート。第2節はボルシアMGと引き分けて2試合未勝利で最下位に沈んだが、第3節と第4節でインテルに連勝して2位に浮上した。今節はアウェイで3位につけるシャフタールとのリベンジマッチ。勝てばグループ突破が決まる一戦で、エースのカリム・ベンゼマが4試合ぶりに復帰を果たした。
試合は開始4分、レアルにいきなり先制のチャンス。ベンゼマがペナルティエリア左から折り返し、ニアに飛び込んだマルコ・アセンシオが左足で合わせたが、これは惜しくも左ポストに弾かれる。その後、雨や雪が降る中、レアルは攻勢に出たが、得点にはつながらず。30分にはアセンシオがエリア左でマルティン・ウーデゴーアとのワンツーから左足を振り抜いたが、シュートはGKの好セーブに阻まれた。
後半はシャフタールが先に決定機を迎え、53分にタイソンがエリア左に侵入してシュートを放ったが、これはGKティボー・クルトワの好セーブに阻止された。だが、その4分後にシャフタールが先制に成功する。カウンターで素早く攻め上がり、ヴィクトル・コヴァレンコがエリア中央へパス。これは相手DFにカットされたものの、いち早くこぼれ球に反応したデンチーニョが押し込んで先制点を挙げた。
前節に続いてシャフタールに先制を許したレアルは反撃を試みるが、なかなかチャンスを作れず。77分にはウーデゴーア、ベンゼマ、ロドリゴを下げて、イスコ、マリアーノ・ディアス、ヴィニシウス・ジュニオールを投入。79分にはルカ・モドリッチがエリア前からミドルシュート、80分にもアセンシオがエリア前左から狙ったが、どちらも得点には結びつかない。
すると逆にシャフタールがカウンターで追加点を奪う。82分、ドリブルで持ち上がたマノー・ソロモンがエリア中央に入ったところで右足シュート。これがニアに突き刺さり、大きな追加点となった。2点ビハインドとなったレアルは最後まで反撃が実らず、シャフタールに連敗を喫した。この結果、レアルとシャフタールは勝ち点「7」で並んだが、両チームの対戦成績によりシャフタールが2位浮上、レアルが3位転落となった。
次節は12月9日に行われ、レアル・マドリードはホームでボルシアMGと、シャフタールはアウェイでインテルと対戦する。
【スコア】
シャフタール 2-0 レアル・マドリード
【得点者】
1-0 57分 デンチーニョ(シャフタール)
2-0 82分 マノー・ソロモン(シャフタール)
By サッカーキング編集部
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