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ペップ、レアル撃破に喜びも…「この勝利はあくまで1つのステップ」

2020.08.08

マンCを3季連続のCLベスト8へ導いたグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦セカンドレグが7日に行われ、マンチェスター・Cがレアル・マドリードを2-1で下した。試合後、マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がコメントを残した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が7日に報じている。

 2月26日に行われた敵地でのファーストレグで2-1の逆転勝利を収め、本拠地でのセカンドレグを迎えたマンチェスター・C。試合はイングランド代表FWラヒーム・スターリングとブラジル代表FWガブリエル・ジェズスがゴールを挙げて2-1で勝利し、2戦合計4-2で3シーズン連続の同大会ベスト8入りを決めた。

 グアルディオラ監督はレアル・マドリードを下したこの一戦について以下のようにコメント。勝利に一定の満足感を示しつつも、優勝を目指しているクラブにとってはあくまで通過点の1つであることを強調した。

「我々はCL優勝を目指している。この勝利はあくまで1つのステップだ。今日の勝利で十分だと思うのならば、我々が小さな野望しか持っていないことを示すことになるね。CLで優勝したいならば、必ずビッグクラブに勝たなければならないのだから」

「重要なのは、2試合ともにレアル・マドリード相手に勝利したことだ。ジネディーヌ・ジダン監督はこれまでにCLの決勝トーナメントで敗退したことがない。レアル・マドリードの選手たちのプレーの冷静さとプレー中の姿勢を見れば、彼らが優れていることがわかるだろう。我々は多くのチャンスをつくり出し、結果的には彼らのミスで2得点を奪った。攻撃の手を緩めることなく追加点を狙ったが、レアル・マドリードが相手だと簡単にはいかなかったね」

 続けて、グアルディオラ監督はファーストレグに続いて同試合でも得点を挙げたG・ジェズスにも言及。「この2試合の主役はジェズスだ。彼はファーストレグの得点で突破への足がかりを作り、今日の試合でもゴールを沈めた」と称賛した。

 勝利したマンチェスター・Cは大会が集中開催されるポルトガルのリスボンにて、15日に準々決勝でリヨンと対戦する。ユヴェントスを下してベスト8進出を決めた対戦相手について、グアルディオラ監督は「今、リヨンについてスカウティング部門と話したところだよ。警戒するようにと言われた。準備期間はまだ8日間ある」と話した。

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