持論を展開したアニェッリ会長 [写真]=Getty Images
ユヴェントスのアンドレア・アニェッリ会長がチャンピオンズリーグ(CL)に出場しているアタランタについてコメントした。スペイン紙『アス』が伝えている。
アタランタは昨シーズン3位でフィニッシュし112年の歴史ではじめてCL出場権を獲得。グループステージでは3連敗から大逆転で16強入りを果たし、ホームで行われたファーストレグではバレンシアを4-1で下しリードを奪っている。
「欧州スーパーリーグ構想」推進派としても知られるアニェッリ氏は今回、躍進を続けているアタランタに対しチクリ。CL出場自体を疑問視しているようだ。
「素晴らしいリーグの一員だというだけで、これらの大会に直接アクセスする機会があるということについて議論する必要がある。アタランタはとても尊敬しているが、国際大会の経験もなく、ただ良いシーズンを1年過ごすことでCLに出場することができた。はたしてこれは公平だろうか?」
「過去数年間にわたって、イタリアがUEFAランキングの上位キープに貢献してきたものの、たった1シーズン調子を落として欠場しているローマを例にとってみよう。私たちは、投資を保護しなければならない。リーグやカップで優勝し、自国の順位だけで予選を勝ち抜いたチームがある。ヨーロッパサッカーへの貢献と1年間のパフォーマンスのバランスをどう取るかがポイントになってくる」