リヴァプールがロヴレン(中央)のゴールで引き分けに持ち込んだ [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節が27日に行われ、リヴァプールとナポリが対戦した。
試合は21分にナポリが先手を取った。右サイドのジョバンニ・ディ・ロレンツォが前線へロングボールを送ると、ドリース・メルテンスが完全に抜け出し、ペナルティエリア右で冷静にGKの位置を見て、右足シュートをゴール左隅に突き刺した。オフサイドが疑われて、VARの対象にもなったが、得点は認められた。
だが、1点ビハインドで折り返したリヴァプールは65分、右CKでジェームズ・ミルナーが中央へボールを送ると、ファーのデヤン・ロヴレンがヘディングシュートをゴール左隅に沈めて同点に追いついた。これもファールが疑われたが、VARの結果、ゴールとなった。
試合はこのまま終了。両チームが1ポイントを分け合って、首位のリヴァプールは勝ち点「10」、2位のナポリは同「9」となった。3位のザルツブルクはヘンクに勝利して同「7」に伸ばしたため、3チームが突破の可能性を残して最終節を迎えることとなった。
次節は12月10日に行われ、リヴァプールはアウェイで日本代表FW南野拓実とMF奥川雅也が所属するザルツブルクと、ナポリはホームで同代表MF伊東純也が所属するヘンクと対戦する。