チェルシーとアヤックスが対戦した [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節が5日に行われ、チェルシーとアヤックスが対戦した。
試合は開始早々から打ち合いの様相を見せる。2分、アヤックスが左サイドのFKから中央にボールを送ると、タミー・アブラハムがクリアしようとしたボールがそのままゴールイン。しかし直後にチェルシーが攻め込むとクリスティアン・プリシッチが倒されPKを獲得、ジョルジーニョが冷静に沈め瞬く間に同点とした。
その後主導権を握ったのはアヤックス。20分にクインシー・プロメスがヘディングで勝ち越し弾を奪うと、35分にはハキム・ツィエクのFKがチェルシーGKケパ・アリバサラガのオウンゴールを誘った。
後半に入ってからも55分にドニー・ファン・デ・ベークがチーム4点目を記録したアヤックスだったが、63分にセサル・アスピリクエタに1点を返される。さらに68分に流れが変わるアクシデントが起こる。デイリー・ブリントがアブラハムへのタックル、ジョエル・フェルトマンがエリア内でのハンドでそれぞれ2枚目のイエローカードを提示され、1つのプレーで2人が退場しさらにPKを献上してしまった。
そのPKをジョルジーニョが再び沈めたチェルシーは、3分後にはセットプレーの流れから途中出場のリース・ジェームズが押し込んでスコアは4-4の同点に。チェルシーは3点差を追いついた。
さらに79分、エリア内でこぼれ球を拾ったアスピリクエタがネットを揺らしたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による介入の結果、直前にアブラハムのハンドがあったことが認められてノーゴールとなった。
その後9人のアヤックスも守りに入らずに攻撃を見せるなどスペクタクルな試合展開となったが、両チーム追加点を奪うことは出来ずに4-4のドローでタイムアップを迎えた。
【得点者】
2分 0-1 タミー・アブラハム(オウンゴール/アヤックス)
4分 1-1 ジョルジーニョ(チェルシー)
20分 1-2 クインシー・プロメス(アヤックス)
35分 1-3 ケパ・アリバサラガ(オウンゴール/アヤックス)
55分 1-4 ドニー・ファン・デ・ベーク(アヤックス)
63分 2-4 セサル・アスピリクエタ(チェルシー)
71分 3-4 ジョルジーニョ(チェルシー)
74分 4-4 リース・ジェームズ(チェルシー)
By サッカーキング編集部
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