ポチェッティーノ監督のジョークに対しレアルが声明を発表した [写真]=Getty Images
レアル・マドリードは24日、クラブの公式HPでトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督の発言に対する声明を発表した。
トッテナムは6月1日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝でリヴァプールと対戦する予定で、アトレティコ・マドリードの本拠地ワンダ・メトロポリターノで行われる。両チームともレアルの施設で練習を行う予定となっているが、それに関してポチェッティーノ監督は「フロレンティーノ(・ペレス会長)にレアルのスポーツセンターに泊まれるよう頼んだけど、彼はレアル・マドリードの監督になったときにだけ泊まらせてあげようと言ってきたんだ」とコメントしていた。
レアルは公式声明で、この発言に「驚いている」とした上で「完全に嘘であることを明らかにしておきたい」とポチェッティーノ監督の発言を完全に否定している。また、レアルは「UEFA(欧州サッカー連盟)やスペインサッカー協会、アトレティコ・マドリード、リヴァプール、トッテナムの全ての要望に応えるために、常に利用可能であることを示してきた。レアル・マドリードに提出されたすべての要求は、練習場とロッカールームの使用のみだった」と、宿泊施設の利用は全く申請されていないとした。
この度のポチェッティーノ監督の発言はジョークだったようだが、退任も噂されているだけに、レアルは誤解を避けるためにも異例の公式声明を発表したのかもしれない。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト