古巣のポルトについて語ったデコ氏 [写真]=Getty Images
かつてバルセロナやチェルシーで活躍した元ポルトガル代表MFデコ氏が、古巣であるポルトのチャンピオンズリーグ(CL)での躍進について語った。
デコ氏は1999年1月にポルトへ加入すると、2004年夏にバルセロナへ移籍するまで5シーズン半に渡って同クラブでプレーした。 当時のポルトは2002-03シーズンからプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)2連覇を達成するだけでなく、同シーズンにUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)制覇、翌シーズンにはCL優勝を成し遂げていた。
今季のポルトはCL・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)でローマを破り、4シーズンぶりとなるCL準々決勝進出を決めていた。デコ氏は古巣の躍進について「驚きではない」と述べ、以下のように見解を語った。
「ポルトはグループステージから素晴らしかったし、ベストチームだった。対戦相手が強敵でない場合、大概は十分に評価されない。けれども、私は反対だ。ポルトは強く、競争が激しいチームだ。監督がチームに信念を持っている」
「だから驚くような結果ではないし、ローマがポルトを上回っていたとは思わない。彼らがバルセロナ、レアル・マドリード、マンチェスター・Cを破っていたらもちろん驚いたけどね。これらのチームは上のレベルにいる。ローマのことはリスペクトしているが、彼らがポルトよりも良いチームだとは思わないよ。他の人たちにとってはサプライズだったのかもしれないが、ポルトのことをよく知っている僕にとってはそうでなかった」